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ペガソス計画(19) - 週刊「ファランクスを作る」

 前回の続きです。

 基台のリヤパネルができあがったところで、いよいよ、基台の上部、旋回台座の作製に入ります。

Slewing Bearing 250mm

 まずは、今回の作製のキモとなる、「旋回ベアリング」です。

 アルミ合金製で、外径がφ250mm、内径が194mm。

 さすがの日本製、旋回させても、しっかりとした剛性感があります。

#粗悪なちゅーこく製なんて、いっさい使わないぞ!と。0xF9D1

 さらに、このモデルには、隣接するボールベアリング間に静音材を入れてあるため、動作時の「ゴリゴリ」音が、通常のものより抑えられています。

 美術館や高級ホテルなど、静かさが求められるところに使われているようです。

Slewing Bearing 250mm and 140mm

 実は、6年半ほど前に、教育用アームロボット、「WidowX Robot Arm Kit」(1,499.95ドル)を購入していました。

 その目的は、ロボットアームの台座にある、旋回ベアリングを入手するためでした。

#もちろん、それだけではありませんが。

 画像左側は、キット付属の旋回ベアリング(19.95ドル)で、外径はφ140mm。

 当初は、このφ140mmのものを使う予定でしたが、設計を見直し、モデルサイズぎりぎりの、φ250mmのものを使うことにしました。

 これにより、砲塔の“頭でっかち”状態を回避し、旋回時の安定性や剛性感を、より高めることができます。

#18万円近くも出して、けっきょく使わないという・・・。0xF9C8

CIWS Tiny Phalanx, Slewing Bearing Plate

 こちらは、砲塔を旋回させるサーボモータを取り付ける、センタープレートです。

CIWS Tiny Phalanx, Slewing Bearing Plate

 切り出したセンタープレートに、サーボモータを取り付けたところ。

 サーボモータは、Dynamixelの「Robot Actuator」シリーズを用います。

 当初は、「MX-64T」というモデルを使う予定でしたが、設計を見直し、上位モデルの「MX-106T」を使うことにしました。

 「MX-64T」の軸トルクは、定格で6.0[Nm]もあり、これでも十分なパワーですが、「MX-106T」は、さらのその上の、8.4[Nm]ものパワーを持っています。

 砲塔の剛性を高めることにより、かなりの重量となると想定されることから、台座を滑らかに旋回させるため、同社のボックスタイプのサーボモータの中では、最強のモデルに選択し直しました。

#その分、お値段も、327.90ドル(MX-64T)から、539.90ドル(MX-106T)へと、最強になっていますが。0xF9FC

 また、Snapmaker 2.0 A350は、かなりの成型精度を持っていますが、組み立て時の誤差を考慮し、旋回台座の軸中心を合わせるため、センタープレートの取付位置を、微妙に調整できるよう設計してあります。

CIWS Tiny Phalanx, TAMIYA Weathering Panel Line Accent Color

 TAMIYAの、ウェザリング用のスミ入れ塗料です。

 基台の軍艦色、「横須賀海軍工廠グレイ」(XF-91)のウェザリングには、「ダークグレイ」、基台を支えるゴムブッシュ類には、「ライトグレイ」を使おうと思っていたのですが・・・、

 なんと、「ダークグレイ」が廃版になっているようです。

 仕方がないので、軍艦色には「ブラック」、ゴムブッシュ類には、特製の「ホワイト」を使うことにしました。

 ウェザリング用の特製「ホワイト」には、大ビンのエナメル溶剤(X-20)に、エナネル塗料の「フラットホワイト」(XF-2)を混合しました。

 希釈量ですが、店頭にあった「ライトグレイ」の沈殿量からの推定で、ちょうど10mlの小ビンに対し、40mlの大ビンからシリンジで少量を抜き取って、混ぜ合わせるぐらいが適量のようです。

CIWS Tiny Phalanx, Slewing Bearing Plate Rubber Bush

 旋回台座の四隅にあるゴムブッシュを、モデリング。

 上端だけ、フィレットを付けてあります。

(つづく)

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