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Lighting Archive
2012/11/17

 面白いパーツをゲットしました。

Twin Color LED Angel Eye

 その名も、「Twin Color LED Angel Eye」。

Twin Color LED Angel Eye

 いきなり分解クンですが、0xF9C7

 SMD(Surface Mount Device; 表面実装部品)のチップLEDが、等間隔に、リング状に配置されています。

 その数、8°ピッチで45個。

Twin Color LED Angel Eye

 そのLEDのリングの上に、スリットを刻んだ透明なプラスチックカバーが被せられています。

 そう、皆さんお馴染みの「エンジェルアイ」ですね。

 少し前までは、CCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp; 冷陰極管)のエンジェルアイが中心でしたが、現在は、LEDのエンジェルアイになっています。

〔脱 輪〕

 いまや「キドニーグリル」や「ホフマイスターキンク(Cピラーのキックバック)」と並んで、BMWのデザイン上のアイデンティティーとなっている「エンジェルアイ」ですが、国内では「イカリング」とかいう、何とも情けない名称で呼ばれています。

 この「イカリング」とかいう“ダサい”名称、どこぞの「ファッション系チューニングショップ」の“代表”とやらが、
   「(この名称を)日本で初めて使ったのは、うちだっ!!」
とか自慢げに喋っているようですが、BMWさんにしてみれば、いい迷惑だと思います、情けない名称を付けられて。0xF9D1

#“ダサい”という日本語自体、ダサい(死語)ですが、これ以上うまい言葉が見つからないので、使わせてくダサい。0xF9AB

 海外では、「エンジェルアイ」や「コロナリング」と呼ばれていますので、工房でも、「エンジェルアイ」と呼ぶことにします。

 なお、初期の頃のLEDエンジェルアイは、実装されているチップLEDのピッチが荒く(1周で24個ぐらい)、遠目に見ると光が“ツブツブ”しているので、「イクラリング」と呼ばれていたようです。

#ここにも「イカリング」の悪影響が・・・。0xF9AC

Twin Color LED Angel Eye

 LEDを点灯させると、こんな感じになります。

 さすがに、これまでのエンジェルアイよりもLEDが“てんこ盛り”だけあって、直視できないほどの眩しさです。0xF9CF

 さらに、回路を切り替えると・・・、

Twin Color LED Angel Eye

 アンバーイエロー(オレンジ色)にも点灯します。

 ということはですね・・・、

Twin Color LED Angel Eye

 普段はスモールライト(またはデイライト)として点灯させておき、左折または右折時には、ウィンカーとして機能させることができる訳です。(もちろん、ハザードとしても)

 これはかなり目立ちそうです。0xF9CB

 まもなく、juinさんのNew M5(F10)が納車されるということで、

f1stop01.jpg

 「LED F1センターストッピングランプ」を製作しました。

 ベースは、ヤックさんの「センターリアライト」(EP-38)です。

#中国製の粗悪なコピー製品が出回っています。購入する際は、パッケージを確認するなど、十分な確認を行ってください。

f1stop05.jpg

 juinさんの前車のM5(E60)に取り付けていた頃のものです。

f1stop03.jpg

 今回も、例によってリフレクターを改造し、φ3mmのLEDをφ5mmのLEDに交換しました。

f1stop02.jpg

 こちらが、交換した「超々高輝度赤色LED」です。前回は14,400mcdでしたが、今回は18,000mcdのものを使いました。

 光量、特盛り1.25倍。0xF9F10xF9F8

f1stop03a.gif

 点灯させると、こんな感じ。

stop_lamp14.gif

 レーザーポインターにも使えそうな超々高輝度赤色LEDなので、視認性ばっちりです。

 直視すると、目がチカチカします。0xF9CF

2010/09/12

 前回のM3 Coupe用のエンジェルアイでは、Lumiledsの「LXK2-PWC4-0180」を使いました。

 この光素子は、最大電流1500mA(/3.85V)時において、「250lumen」の性能を持っていました。
(現在は、その後継のLXK2-PWC4-0200(275lumen)の光素子が出ています)

NICHIA NW9W153M

 一方、日本が世界に誇る「日亜化学」さんからも、高効率の光素子が出ています。「NS9W153M」です。

 この光素子は、350mA(/10.5V)において、「350lumen」の性能を持っています。

 LXK2-PWC4-0180は、5.775Wで250lumenでしたが、NS9W153Mは、3.675Wで350lumenですから、より変換効率が高いことが分かります。
(ちなみに、この光素子は、車載用ではなく、一般照明用です)

 とりあえず、ヒートシンク上で長時間点灯させて、熱容量試験、完了です。

M5 Individual

 ということで、juinさん、たいへんお待たせしておりますが、もうしばらくお待ちください。

 どこぞの誇大広告製品とはまったく異なる、“最強”のバーションをお作りいたしますので。0xF9F8

2009/12/05

 前回の続きです。

 某ショップにて54,800円(工賃別)で売られている8,000Kのバーナーを、某オークションにて18,000円でゲット0xF9F8

HID Fog-Lamp for M3 Coupe

 さっそく、蒼白化のための加工をします。

HID Fog-Lamp for M3 Coupe

 フォグランプユニットに組み込みます。

2009/10/03

 前回の続きです。

HID Fog-Lamp Switch

 こんな感じで、プリント基板ができました。
(プリント基板の作り方は、こちら

HID Fog-Lamp Switch

 部品をハンダ付けして、制御回路の完成です。

HID Fog-Lamp Switch

 こんな感じで、「ライトコントロールエレメント」の内部に埋め込みます。