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ビームチェンジャー2の取付
'01/08/11

[はじめに]

 Supra純正の前後ブレーキシステムを移植することにより、標準状態とは比較にならない程の強力なストッピングパワーを手に入れることができました。

 普段は、ジワ~っと加速してジワ~っと減速する運転を心掛けているため、自らの原因により追突される可能性は低いと思いますが、事故を未然に防ぐ保険的な意味で、ストップランプの点灯状態に工夫を凝らしてみることにしました。一つは、ブレーキランプの7灯化、もう一つは、ハイマウントストップランプの点滅化です。

 ここでは、後者について紹介します。

 後続車にブレーキングしていることを明示する分かり易い方法の一つは、リヤスポイラー中央のハイマウントストップランプを点滅させることではないでしょうか。ただし、ブレーキングしている間ずっと点滅しているのでは、後続車に迷惑になってしまうかも知れません。ブレーキング開始時は点滅し、その後通常の状態で点灯する・・・。

 回路を自作することも考えましたが、市販でちょうど良い製品が出ていることを知りました。ヤックさんから製品化されている「ビームチェンジャー2」という製品です。

[取付方法]

[写真1]
beam_chg01.jpg
  • 今回取り付けを行う「ビームチェンジャー2」です。(写真1)
  • この製品は、TRUST-Jさんから通信販売で購入することができます。ネット直販と言うことで、少しお得になっているようです。
 
[写真2]
beam_chg02.jpg
  • 「ARISTO修理書」を元に、ラッゲージコンパートメントドアの裏側のトリムカバーを取り外します。
    (トリムカバーを固定しているクリップは、クリップリムーバーを使うと簡単に取り外せます)
  • ビームチェンジャー2本体を、ラッゲージドアの裏側に両面テープを使って固定します。(写真2)
  • 本体からの配線を、各種信号線に接続します。ARISTOは、必要な信号線が全てラッゲージドアの裏側に集まっているため、配線の引き回しは比較的容易です。
  • 回路の原理上、ハイマウントストップランプへの配線を一部カットする必要があります。カットした配線に、本体からの青線と緑線を割り込ませます。
    • 青 … ハイマウントストップランプの緑黄(ランプ側)
    • 緑 … ハイマウントストップランプの緑黄(ボディー側)
    • 黄 … リヤライセンスプレートランプの緑
    • 黒 … リヤライセンスプレートランプの白黒
  • 確実を期すため、配線の接続は全てハンダ付けとし、さらに熱収縮チューブを使って露出部が無いよう被覆しておきます。

[装着比較]

[写真3](マウスカーソルを画像の上に!)
beam_chg03.jpg
  • 昼間の状態です。(写真3)
  • ブレーキペダルを踏むと、ハイマウントストップランプが数回点滅した後、常時点灯になります。
 
[写真4](マウスカーソルを画像の上に!)
beam_chg05.jpg
  • 夜間の状態です。(写真4)
  • スモールランプに連動して、ハイマウントストップランプがぼんやりと点灯します。
  • ブレーキペダルを踏むと、通常の明るさで数回点滅した後、常時点灯になります。

[インプレッション]

 自車がブレーキングしていることを、非常に明確に示すことができるようになったと思います。夜間にブレーキペダルを踏むと、パッパッパッと点滅するので、ブレーキングすることが楽しくなってしまいそうです(?)。

 敢えてリクエストするならば、夜間の減光状態の明るさの調整幅を、もう少し大きくして欲しいところです。本体には調光機能が付いていて、減光状態の明るさを調節できるのですが、一番暗い状態にしても、まだ通常の明るさより若干暗いかなぁ、と言う状態です。もう少し暗くすることができれば、ブレーキング時との違いをはっきりさせることができると思います。

 とは言っても、お手軽DIYチューンとしては、かなり満足しています。

  
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