作品No.3

 

[作品No.3]タイユバンロブション
tim_photo03.jpg
(画面をクリックすると拡大します)

 

ロケーション  フレンチではかなり名高いタイユバンロブション(@ガーデンプレイス)の前でのショットです。これも日曜日の早朝。普段は人ごみに揉まれて撮影など出来ないロケーションです。
撮影意図  ヨーロッパムードを押し出した1ショットです。特徴ある建物を背景に、アリストのダンディさをアピールしました。涼やかな朝のすがすがしさと、ややアンニュイなけだるさとが共存する空気感を感じていただけるでしょうか。
フレーミング  上記の意図をシッカリ出すために、背景はこの建物で埋め尽くすことにしました。そして左側の街灯をアクセントとしてフレーム内に収め、ヨーロピアンムードを強調。
 私の場合多くのカットは、クルマの進行方向を大きく空けて、写真に動きを出すのが自分流なのですが、ここでは街灯を静、それに対するアリストを動として、主要被写体を1.5個と考え、クルマが右側にフレームアウトして行くような動きを狙いました。従って、あえて進行方向のスペースを切り詰め気味にしています。焦点距離は標準ズームで60mm前後、絞りは開放2.8です。結果、背景の建物がほどよくボケています。
自己評価  コレは自分としては、少々凝ったつもりです。被写体のおかずに街灯を添えてみたあたり、個人的には成功したんじゃないかなと思いますが、如何でしょうか。この写真も、街灯が真っ直ぐ立つよう、水平の確保には注意しました。贅沢を言えば、背景の建物の経年劣化が残念です。白い部分は真っ白であって欲しかったです。
撮影データ  Nikon F5, AF-S Nikkor ED 28-70mm F2.8D, 絞り優先AE F2.8

 

Line
Up BackNext