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Chinema Archive
2010/12/04

 またも、届きました。0xF9AD

Sound of Music

 「サウンド・オブ・ミュージック 製作45周年記念HDニューマスター版:ブルーレイ・コレクターズBOX」(長い)です。

 3,000セットの完全限定版(12月3日発売、定価:10,800円、購入価格:7,920円)です。

Sound of Music

 いや、自分に買ったわけではなく、奥さんに買ったのですが。0xF9C7

 限定版なので、オルゴールやら、特製ブックレットやら、復刻版パンフレットやら、たくさん付いてます。

 「サウンド・オブ・ミュージック」、たしか小学生の時に、音楽の授業で観たような気がします。公開が1965年とのことですから、もう半世紀近く前の作品なのですね。

2010/10/17

 届きました。

Beauty & Beast

 10月9日発売の「美女と野獣」のBlu-ray版(左側)です。

 右側は、2002年に購入した「スペシャルリミテッドエディション(DVD 2枚組)」(未開封)です。いつか子供に観せてあげようと思い、購入しておいたものです。
Amazonでは、13,000円の値段が付いているようです)

2010/07/13

 本日、発売予定日より1日早く、手元に届きました。

Nausicaa

 公開は、1984年ですから、いまから四半世紀も前のことになります。ナウシカを初めて観た時のことを思い出すと、ずいぶん前だったような気もしますし、あっという間だったような気もします。

 いまでこそ、環境問題が普通に論じられていますが、四半世紀前の当時は、多くの人間が、「なに言ってんの?」という感じだったと思います。ほんとうに、人間というものは、日和見的なものが多いものです。

 Blu-ray化にあたっては、「最新のディジタル技術を使って、お化粧直しをする」のではなく、「フィルムの劣化を修復し、公開当時の状態を再現する」ということをコンセプトにされたそうです。

Nausicaa

 ということで、さっそく我が家の100インチスクリーンにて鑑賞会です。

 地上波でも、幾度となく放送されていますが、Blu-ray化によって、当然ながらかなりの解像度感が増していますが、それ以上に、「当時観た色は、こんな感じだったのかぁ」という新たな印象を受けました。

 ところで、スタジオジブリが発行している「熱風」という小冊子において、宮崎駿監督は、インタビュアーが手にするiPadについて、こんな指摘をしています。

「ぼくには、鉛筆と紙があればいい」

 あなたが手にしている、そのゲーム機のようなものと、妙な手つきでさすっている仕草は気色わるいだけで、ぼくには何の感心も感動もありません。嫌悪感ならあります。その内に電車の中でその妙な手つきで自慰行為のようにさすっている人間が増えるんでしょうね。電車の中がマンガを読む人間だらけだった時も、ケイタイだらけになった時も、ウンザリして来ました。

 「資料探しの道具として使いこなせば良いのでは?」という質問の流れで、「時間をいただけるなら、文献を調べて取り寄せることもiPadで出来ますよ」というインタビュアーの言葉に対し、

 あなたの人権を無視するようですが、あなたには調べられません。なぜなら、安宅型軍船の雰囲気や、そこで汗まみれに櫓を押し続ける男達への感心も共感もあなたは無縁だからです。世界に対して、自分で出かけていって想像力を注ぎ込むことをしないで、上前だけをはねる道具としてiナントカを握りしめ、さすっているだけだからです。

 一刻も早くiナントカを手に入れて、全能感を手に入れたがっている人は、おそらく沢山いるでしょう。あのね、六〇年代にラジカセ(でっかいものです)にとびついて、何処へ行くにも誇らしげにぶらさげている人達がいました。今は年金受給者になっているでしょうが、その人達とあなたは同じです。新製品にとびついて、手に入れると得意になるただの消費者にすぎません。

 あなたは消費者になってはいけない。生産する者になりなさい。

 最後の一文、重いですね。宮崎駿監督ならではのお言葉かと。

 「調べもの」はそつなくこなすけど、自ら「創り出すこと」、「考え出すこと」の歓びを知らない学生を大量生産してきたこの国の行く末は、一体どうなってしまうのでしょう。

〔関連情報〕
   ・「ナウシカ」Blu-ray完成、26年前公開当時の色を再現
   (2010年5月27日:Impress AV Watch)
   ・『熱風』今月号のご案内
   (2010年7月12日:スタジオジブリ出版部)
   ・「ルパン三世 カリオストロの城」

2009/10/10

 ― イタリアでなぜファシズムが生まれ、国中を席巻していったのか。1900年に生まれた二人の男の軌跡を追いながら、20世紀のイタリア現代史を描く一大叙事詩 ―

 と書くと、何となく安っぽく見えてしまいますが、監督・脚本:ベルナルド・ベルトルッチ、撮影:ヴィットリオ・ストラーロ、音楽:エンニオ・モリコーネのゴールデントリオが組んだ、5時間18分にも及ぶ超大作です。(邦題:「1900年」、制作:1976年)

 特に、哀しげだけれども、凛とした美しさと強さを持ったエンニオ・モリコーネの音楽が泣かせます。0xF9C6

 若き日のロバート・デ・ニーロ(当時33歳)も出演しています。

 同じく、20世紀初頭のアメリカに生まれた二人の男の成功と確執を描いた「ケインとアベル」(原作:ジェフリー・アーチャー)という作品も好きですが、こちらはまた別の機会に。

2009/09/27

 「BLADE RUNNER Final Cut」(2007年)の新しいオープニングかと思っていたのですが、ドイツはベルリンの、georot氏が制作されたオリジナルでした。

 それにしても、涙が出るほど良くできています。0xF9C6