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ペガソス計画(8) - 週刊「ファランクスを作る」

 前回の続きです。

 なぜか、PC用の冷却ファンが登場。

Noctua NF-A4x20 PWM

 Noctuaの「NF-A4×20 PWM」です。

 オーストリアの設計の、静音モデルです。(製造は、ザンネンなちゅーこく)

Noctua NF-A4x20 PWM

 40mmのPCファンで、厚さは20mm。

 +12V動作で、PWM制御されます。

 こんなに小さいのに、いっぱしに、120mmのPCファンとほぼ同じ値段となっています。

CIWS Tiny Phalanx Snapmaker 2.0 A350

 Snapmaker 2.0 A350で、5mm厚のアクリル板を削り出します。

CIWS Tiny Phalanx Snapmaker 2.0 A350

 複雑な形状も、精確に切り出してくれます。

 とても、手作業では出せない精度です。

CIWS Tiny Phalanx Snapmaker 2.0 A350

 タミヤのサーフェイサーを吹いてから、「ヘイズグレイ」(TS-32)で塗装。

 タミヤの「空母いぶき」(護衛艦いずも)の塗装色と、同じ色です。

 ACインレットなどを艤装する必要があったため、先にこのパーツだけ塗装しました。

 と思ったのですが、「ヘイズ」だけあって、かなり青味がかったグレーでした。

CIWS Tiny Phalanx Snapmaker 2.0 A350
(画像は、TAMIYAさんから拝借)

 やはり、護衛艦の兵装らしく、日本帝国海軍のグレーに塗装することにします。

 タミヤのアクリルカラーには、「呉海軍工廠グレイ」(TS-66)、「佐世保海軍工廠グレイ」(TS-67)、「舞鶴海軍工廠グレイ」(TS-99)、「横須賀海軍工廠グレイ」(XF-91)がラインナップされています。

 画像のとおり、同じグレーでも、各工廠毎に、微妙に色合いが違います。

CIWS Tiny Phalanx Snapmaker 2.0 A350

 ここはやはり、神奈川出身者としては、「横須賀海軍工廠グレイ」(XF-91)となります。

 んが、しかし、この色は、ビン入りタイプしかなく、スプレータイプが出ていません。

 仕方がないので、「スプレーワーク」で塗装することにしました。

TAMIYA Haze Gray(TS-32 and YOKOSUKA Naval Arsenal Gray)

 塗装色の比較です。

 上段が「ヘイズグレイ」(TS-32)、下段が「横須賀海軍工廠グレイ」(XF-91)です。当たり前ですが、明らかに色味が違います。

 「横須賀海軍工廠グレイ」にしたことにより、護衛艦の兵装っぽい、重厚な色になりました。

CIWS Tiny Phalanx Snapmaker 2.0 A350

 主電源スイッチとなる、パネルマウント用のロッカースイッチです。

 Dynamixelの「Robot Actuator」用および「ArbotiX-M Robocontroller」用のACアダプターは、10Aもの消費電流があるため、ロッカースイッチも、接点容量の大きいもの(16A/125V AC)を選びました。

 また、熱収縮チュープも、通常のものより分厚いものを選び、絶縁しました。

CIWS Tiny Phalanx Snapmaker 2.0 A350

 部品を組み込んだところ。

CIWS Tiny Phalanx Snapmaker 2.0 A350

 基台に組み込んだところ。

 基台後面、下段のパネルとなります。

(つづく)

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