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ホワイト・エンジェルアイ(5Wバージョン)

2006/03/27

 久しぶりのDIYです。先ほど、夜中の1時過ぎまでガレージでガチャガチャやってました。0xF9C7

 「ホワイト・エンジェルアイ」の発表からほぼ半年、耐熱性・耐候性にも特に問題がないことが実証されたことから、さらなる改良を図ってみることにしました。

 LumiledsのハイパワーLEDには、3種類の消費電力のものがあります。前回の作品では、「LXHL-LW3C」という3Wの素子を使用しましたが、その上に、「LXHL-LW6C」という5Wの素子があります。

 ただし、この5Wの素子は、相当量の発熱があり、きちんと放熱させないと自らの熱で寿命を縮めてしまうほど、多くの熱を発します。0xF9A0

 前回の作品では、アルミ削り出しによる中実構造の本体に「ヒートシンク」を備え、さらにそのヒートシンクを冷却する「マイクロファン」を加えましたが、半年間の試用で十分な熱容量があることが実証されたことから、5Wの素子を使用してみることにしました。0xF9C6

white_led801.jpg

 写真左側が3Wの「LXHL-LW3C」、右側が5Wの「LXHL-LW6C」です。電気を光に変換する光素子の面積(黄色い部分)が、かなり大きいことが分かります。

white_led802.jpg

 完成した「ホワイト・エンジェルアイ(5Wバージョン)」です。外観は3Wバージョンとほとんど変わっていませんが、光の集束率をさらに高めるために、微妙に改良されています。
(どこをどのように改良したかは、企業秘密ということで)0xF9CE

white_led803.jpg

 まず、前回の「3Wバージョン」です。

white_led804.jpg

 つぎに、今回の「5Wバージョン」です。この角度からだと、あまり変わらないように見えるかも知れませんが、リフレクターに映り込む光の強さが異なっています。

white_led805.jpg

 両者を比較した写真です。写真左側が「5Wバージョン」、右側が「3Wバージョン」です。エンジェルアイから放たれる光の輪郭が、「5Wバージョン」の方が大きいことが見て取れるかと思います。

#ちなみに、シャッター速度をやたら遅くして、見掛け以上に明るく見せ掛けようなどというセコいことはしていませんので、念のため。

 ということで、日々改良を続ける「手仕事にっぽん」(古)の職人でした。0xF9C6

〔関連情報〕
   ・超高輝度白色LEDエンジェルアイランプの製作
   ・PIAA「リング・マーカー」との比較
   ・超高輝度白色LEDポジションランプの製作

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Comments(2)

chandraと申します TBありがとうございました m(__)m
まさかご本人からTBを頂けるとは思ってもみませんでした。0xF9C7
昨年E90を買った時から、拝見していますが 参考にできるほど
当方のワザがなくて、指をくわえて、スゲーなぁー と思っているだけのchandraでございます。σ(^◇^;)
ANGEL EYESはBMWが考えたのか、フィリップスあたりのプレゼンなのか、考えた人もすごければ、採用したBMWもすごいなぁーと
いつも思っています。(☆゚∀゚)ノ
Bookmarkに入れておりますので、また拝見させていただきますが、よろしくお願いいたします m(__)m

posted by  chandra at 12:54:22 2006/05/04 | reply

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