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「勝手に玄関」への改造

2007/11/04

 こうなったら、もう止まりません。前回の「勝手にトイレ」の続きです。

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 我が家の玄関周りのスイッチ(某T社製)です。左上が、リビング・ダイニングまでの廊下のダウンライト、右上が、玄関のダウンライト、左下が、玄関の下駄箱の下の間接照明、右下が、玄関の外のポーチライトです。

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 今回取り付けた、「かってにスイッチ」(WTK18115W、希望小売価格:9,975円)と、「あけたらタイマ」(WTC53315W、希望小売価格:7,140円)、「埋込ほたるスイッチ」(WT5051)、「埋込パイロット・ほたるスイッチ」(WT5042)、「スイッチプレート」(WTC7102W)です。
(この他に、「スイッチハンドル」(WT3033W)が必要となります)

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(画像は、某P社さんから拝借)

 まず、何が「かってにスイッチ」なのかというと、人間が近付くと、スイッチ内部の対人センサ(赤外線センサ)が反応し、その名のとおり、勝手にスイッチが入るからです。

 荷物で手が塞がっていても、玄関に入れば勝手に照明が点くので、とても便利です。

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(画像は、某P社さんから拝借)

 つづいて、「あけたらタイマ」です。こちらはスイッチ内部にタイマーが埋め込まれていて、設定した時間になると、スイッチをONにしたりOFFにしたりすることができます。

 何に使うかというと、例えば、玄関の外のポーチライトを、「18:00に点灯、23:00に消灯」のようにセットしておけば、留守にしていても在宅を装うことができ、簡易的な防犯対策とすることができます。

 能書きはこの辺にして、さっそく取り付けです。

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 とりあえず、標準のスイッチを取り外します。

#施工には、電気工事士の免許が必要です。

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 配線をつなぎ替えて、スイッチ一式を取り付けます。割と複雑な配線だったりします。

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 スイッチプレートを開くと、動作時間などの細かな設定をするダイヤルが出てきます。
(画像は動作確認中のため、カバープレートを取り付けていない状態ですが、取り付けた状態でも、スイッチプレートを開くことができます)

 左側の「かってにスイッチ」の2つの小さなダイヤルですが、左側のダイヤルは、対人センサの反応後、点灯状態を保持しておく時間を設定するもので、約10秒~30分の間で調節できます。(玄関のお勧めは、1分とのこと)

 右側のダイヤルは、対人センサが反応する周囲の明るさを調節できます。

 右側の「あけたらタイマ」では、現在時刻、点灯時刻、消灯時刻を設定します。外出する時は、青色の「留守番ボタン」を押します。

 さらにすごいことに、「長期不在モード」にしておくと、点灯と消灯の動作時刻を、前後30分間、ランダムにシフトしてくれるので、「いつも18:00に点いて、23:00に消える」ということがなく、より“在宅感(?)”を高めることができます。

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 あっさり取り換え完了です。

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 ちょっと細かいのですが、Adobe Illustratorを駆使して、スイッチに埋め込むオリジナルのネームプレートを作ってみました。

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 ということで、「勝手に玄関」の完成です。これで、夜間に両手が塞がっていても、苦労してスイッチを押す必要がなく、楽に部屋に入ることができるようになりました。

〔おまけ〕

 この「人感センサ」を、某社に工事中オプションで頼むと、30,000円(税込)だそうです。
(ちなみに、「かってにスイッチ」の購入価格は、4,788円(税込)でした)

   ♪「右から来たものを~、左に受け流す~」

 いや~、どんだけボッタクれば気が済むんでしょうか、このヒトたち。

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