前回の続きです。
ブレッドボード上で期待する動作を確認したところで、いつものとおり、プリント基板を作製します。

A基板(カーテシランプ側)の回路図。
裏面に、PICとDIPスイッチ、定電圧レギュレータ、定電流LEDドライバを載せています。こちらが、マスタになります。

B基板(ドアワーニングランプ側)の回路図。
裏面に、定電流LEDドライバを載せています。こちらは、A基板からの制御信号に基づき点滅する、スレーブとなります。
また、今回、A基板・B基板とも、ブリッジダイオードを追加しています。
万が一、車種によって電源線の極性が入れ替わっていたとしても、回路を保護し、正常に動作させることができます。

A基板の配線図。
左右シンメトリーとなるよう、自動配線ではなく、手動で配線しています。
今回は、コネクタを除くすべての部品が、SMD(表面実装部品)になっています。ビアを上手く使って、表裏の配線を入れ替えながら接続します。
3次元空間を扱う立体パズルのようで、なかなかに面白いです。0xF9C6

B基板の配線図。

A基板のレンダリング。

B基板のレンダリング。

いつものように、プリント基板の製造会社にデータを入稿し、

約1週間で、ブツが届きました。
左側がA基板で、右側がB基板です。
(つづく)

LEDカーテシランプの製作(3) - Audi R8編

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