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ペガソス計画(10) - 週刊「ファランクスを作る」

 前回の続きです。

 PCファンの制御回路を作っているバヤイではなく、早く基台を作らねばなりません。

CIWS Tiny Phalanx Snapmaker 2.0 A350

 いつものとおり、Snapmaker 2.0 A350で、5mm厚のアクリル板を削り出します。

CIWS Tiny Phalanx Snapmaker 2.0 A350

 基台には、「Jetson TX2 Developer Kit」や「ArbotiX-M Robocontroller」などの電装系を、二階建て構造にして艤装します。

CIWS Tiny Phalanx Snapmaker 2.0 A350

 よってからに、二段目を収容できるよう、スライドレールを造作しました。

 基台は、アクリル板を組み合わせて構成していますが、将来的には、かなりの加重が掛かることが想定されます。

 そこで、四隅の柱となる部分には、アクリル板を組み合わせ、補強しています。

 アクリル板は、「ジクロロメタン」(アクリル樹脂専用の接着剤)を使って“溶着”してあります。

 素材として一体となるため、透明アクリル板を積層して作られた水族館の水槽と同様、かなりの強度を持つことになります。

CIWS Tiny Phalanx Snapmaker 2.0 A350

 こちらは、基台側面のパネル。

 こちらも、2枚のアクリル板(1枚は肉抜き加工)を、ジクロロメタンを使って溶着しています。

CIWS Tiny Phalanx Snapmaker 2.0 A350

 側面のパネルを溶着したところ。

 基台が、徐々に、その姿を現してきました。側面パネルの張り出し加減もイイ感じで、立体感が出てきました。

(つづく)

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