前回の続きです。
YUPITERUのセパレート型ドライブレコーダー、「BU-DRS911」には、記録した映像をモニターするためのビデオ出力があります。
一方、Porsche純正のカーナビゲーションシステム(ClarionのNX809ベース)には、VTRやビデオカメラなどを接続するためのビデオ入力があります。
ということで、ドライブレコーダーとカーナビを接続することにします。
画像上側は、ドライブレコーダーのAV出力コード、「OP-23」(希望小売価格:2,625円、購入価格:2,100円)で、画像下側は、カーナビのVTRケーブル、「CCA-657-500」(希望小売価格:3,150円、購入価格:2,100円)です。
ドライブレコーダーのAV出力コードは、片方がピンプラグのビデオ出力と音声出力(モノラル)で、もう片方(ドライブレコーダー本体側)がφ2.5mmのステレオミニプラグとなっています。
#こんなものが定価2,500円もするのが信じられません。秋葉原のパーツ街で探せば、500~600円ぐらいで売ってそうです。
カーナビのVTRケーブルは、片方がピンプラグのビデオ端子と音声端子(ステレオ)で、入力と出力がそれぞれあり、もう片方(カーナビ本体側)が12pinのコネクタとなっています。
#こちらも、定価3,000円もするのが信じられません。Clarionのカーナビ用の12pinコネクタさえ手に入れば、自作してしまうところです。
(少ロット生産で、手作りっぽいので、致し方ないとは思いますが)
ビデオ出力(および音声出力)は、リヤモニターを接続するためのものですが、Porscheにリアモニターを接続する予定はいまのところないので0xF9C7、取っ払ってしまいます。
(接続しない余計な端子が付いていると、カタカタ音の原因となるため)
また、ドライブレコーダーの音声出力はモノラルで、カーナビの音声入力はステレオとなっています。このまま接続すると、音声が片側しか出力されないため、左右を二股に分けて入力することにします。
このような感じに作り替えます。
余計な端子は取っ払ってしまい、必要最小限の接続としています。
#タイムコストに追われる某「ファッション系チューニングショップ」なんぞには、こんな細かな芸当はできないでしょう。0xF9D1
特製「ドラレコ~カーナビ」接続ケーブルができあがりました。
ということで、ケーブルの準備ができたところで、さっそくバラしに掛かります。
まずは、助手席側です。
途中省略。0xF9C7
隠しネジさえ探せれば、割と簡単に分解することができます。BMWの時ほど難しくはありません。
紫色のコネクタは、OBD-IIポートです。
2本のシールドケーブルは、純正ナビに接続されているVICSビーコンのものと、ETCユニットのものです。
グローブボックスの左側のカバーを外します。
ドリンクホルダーを外します。
グローブボックスが外れました。
ということで、またもやバラんバラんになってしまいました。
#これでまた、最低1週間は、不稼働車決定。0xF9C7
サイドパネルがなくなったことで、純正ナビ背面の配線にも、簡単にアクセスすることができるようになりました。
一番の目標は、これ。OBD-IIポートでした。
(つづく)
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