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デュアルドライブレコーダー&バックカメラ(6) - 信号取出

 前回の続きです。

Drive Recorder, Security LED

 リヤテールランプユニットを取り外します。

 作業中の“不慮の事故”で後悔することのないよう、粘着力の弱い「フィットライトテープ」で、テールランプ周りを養生しておきます。

Drive Recorder, Security LED

 2ヶ所のトルクスボルト(T25)を外し、ランプユニットを車両後方にゆっくりと引き出します。

Drive Recorder, Security LED

 ランプユニットを裏返し、コネクタを取り外します。

 防水カプラとなっているため、やたらと硬いですが、ツメを押し込んでノッチを解除してから、カプラを慎重に引き抜きます。

Drive Recorder, Security LED

 ランプユニットが取り外せました。

#ボディーの検査合格の印か、フレームにサインがなされていました。(“達筆”なので、誰だか読めませんが)0xF9C7

Drive Recorder, Security LED

 「リヤテールランプユニット」のブロックダイヤグラムです。

 「ブレーキランプ」(STOP LIGHT)の信号線は、A1ピンで、「黒/橙」(BK/OG)線であることが分かります。

Drive Recorder, Security LED

 確かに、1番ピンに「黒/橙」線が来ています。

Drive Recorder, Security LED

 本来であれば、いったんピンを引き抜いて、信号線を分岐させてから、熱収縮チューブで絶縁したいところですが・・・、

 防水カプラの場合は、ピンを引き抜くことがなかなかに難しいため、被覆をワイヤストリッパで5mm程度剥がし、ハンダ付けした後、電気絶縁テープ(住友3M製)で絶縁しておきます。

#精密ドライバーを使って引き抜けなくはありませんが、下手に引き抜くと、防水性を損なう可能性があるので注意。

 なお、オレンジ色の信号線は、自動車用の耐熱コード(古河電工製)を使っています。

Drive Recorder, Security LED

 信号線をグロメットに貫通させ、エンジンルーム側に引き込んだ後、純正ハーネスに沿わせて結束しておきます。

Drive Recorder, Security LED

 ランプユニット側のグロメットから、信号線が出てきています。

 さらに、PSEのワイヤーハーネスを通した時と同様、車内とエンジンルームとを分けるグロメットを通して、車内側に引き込みます。

(つづく)

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