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プレミアムGPSレーダー探知機&ドライブレコーダーの取付(2) - 取付準備

 またも、だいぶ間が空いてしまいましたが、前回の続きです。

 先週、Yupiteruさんのドライブレコーダー、「DRY-WiFiV5d」に、超高輝度赤色LEDを仕込んだのですが・・・、

 思うところあって、LEDを交換することにしました。

Yupiteru Radar Detector Z800DR

 前回、「Z800DR」(および「DRY-WiFiV5d」)に仕込んだのは、OptoSupply社の「OS5RAA3131A」でした。

 φ3mmの超高輝度赤色LEDで、20mA駆動時に輝度20,000mcdもあり、レーザーポインターにも使えそうな強烈な明るさを持っています。

 しかしながら、輝度の半値角30°と、指向性が高いが故に、正面から少し外れると、LEDが点滅していることが、あまり目立たなくなっていました。

 そこで、同じくOptoSupply社の「OS5RKE56C1A」に変更することにしました。

 このLEDは、φ4.8mmの「帽子型」の高輝度赤色LEDで、60mA駆動時に輝度12,000mcdとなります。

 輝度が「OS5RAA3131A」より落ちているように見えますが、実は半値角120°で、ほぼどの方向から見ても、LEDが点滅していることが、しっかり視認できます。

 φ3.0mmの上のサイズは、φ5.0mmの「砲弾型」が一般的ですが、φ4.8mmの「帽子型」は、レンズの焦点距離が短い分、広角になっています。

 全体の光量が増えているのは、発光素子に優れた特性のものが使われている訳ではなく、通常の2.1V駆動用の発光素子が、3つ並列に実装されているだけです。(よって、定格電流が20mA×3つで、60mAになっています)

 細かいことをいえば、「OS5RKE56C1A」を定格電流(60mA)で駆動するためには、制御回路を見直さなければなりませんが、すでにプリント基板まで作ってしまっているので、このままいくことにします。

 制御回路をそのままに、「OS5RKE56C1A」を20mAで駆動してみたところ、さすがに発光素子が3つも実装されているだけあって、十分な明るさを持っています。

#試しに60mAで駆動してみましたが、「お前はブレーキランプか?」という位の強烈な明るさになりました。これだけの光量は、魅力的ではありますが、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」とならないよう、20mAでいくことにします。

Yupiteru Radar Detector Z800DR

 前回と同様、ボール盤を使って、カメラのハウジングにφ4.8mmの穴を開けます。

 左右対称となるよう、「テプラ技」などを総動員し、精確に位置決めをした上で、切削します。

Yupiteru Radar Detector Z800DR

 高輝度赤色LEDを固定し、パーツを元に戻します。

 LEDをよ~く見ると、発光素子が3つ並んでいることが確認できます。

(つづく)

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