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Audio and Visual Archive
2006/12/29

 我が家のメインモニタ、「KW-32DF9」です。0xF8EB

SONY KW-32HDF9

 大掃除の際に、ふと筐体横を見てみると、「97年製(7-12月期)」のシールが・・・。いつの間にか、もうすぐ10年選手になってしまいます。
(うちには、もっと長い選手たちがたくさんいますが)

 正式には、「WEGAシリーズ 家庭用ハイビジョンテレビ 『KW-32HDF9』」と言います。そう、「ハイビジョンテレビ」なのです。
(画面右上には、しっかり「Hi-Vision」の文字が)

 ですが、現在の「ディジタルハイビジョン」ではなく、「アナログハイビジョン」です。当時のカタログを見ると、「MUSEデコーダー」、「M-Nコンバーター」など、懐かしい言葉が並んでいます。

 当然ながら、HDMI端子やD端子など、ディジタル信号の入力端子はありません。代わりに、「MUSEコンポーネント入力」があります。
(映像ソースからの信号は、D端子をコンポーネント信号に変換するケーブルを使って接続しています)

 これでもしっかり、1080iの映像を映し出すことができます。地デジもBSも、くっきりはっきり観ることができます。

 いまでこそ液晶やプラズマ全盛の世の中になってしまいましたが、平面ブラウン管(FDトリニトロン)による、色彩の鮮やかな再現性と解像度の深さは、現在の最新モニタに引けを取らないほどのクオリティを誇っている(と思います)。

 当時のハイエンドモデルであった「KW-32HDF9」には、NTSCをハイビジョン並みに高精細化する、DRC(Digital Reality Creation)技術が採用されています。
(値段も、当時としては横綱級(定価:480,000円)でした)

 DRC技術は、いまでは「BRAVIA Engine Pro(DRC-MF v2.5)」にまで進化しましたが、まさにその初期の頃のものです。

 現在の、過度に味付けされた、ギラギラした映像を見すぎた方には、「当時はこういう“絵作り”だったんだなぁ」と思われるかも知れません。

 我が家では、まだまだ現役です。ソニータイマーが発効するまでは、使い倒すつもりです。

#その他、うちには、「Profeel Pro」(KX-21HV1S)が、“置物”になってます。

 (そろそろ、プライベート・ソニーミュージアムを作ろうかと思います)

2006/11/06

 Cyber-shot 「DSC-T30」を購入しました。

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 購入した一式です。

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 これまで、キャノンタイプ(キヤノンではない!)の「DSC-F505V」(写真右)を使っていましたが、コンパクトタイプのデジカメが欲しくなったため、「DSC-T30」(写真左)にしました。

#2000年の発売当時は、334万画素の超高精細を誇り、定価125,000円(税別)もしたのですが、いまやケータイも3Mピクセルが普通になってしまいました・・・。

 さて、

 「DSC-T30」は2006年4月21日の発売ですが、その兄貴分として、「DSC-T50」が2006年10月13日に発売になっています。

 ソニラーとしては、「とりあえず、高いほう買っとく?」(または、後から出たほう買っとく?)となりますが、今回は、あえて弟分を購入することにしました。

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 「DSC-T30」(写真左)、「DSC-T50」(写真右)とも、720万画素で光学3倍ズーム、高感度×光学式手ブレ補正と、光学的には変わりがありません。
(その他、カタログスペック的にも、違いはなし)

 最も大きな違いは、カメラ裏面の液晶が、「タッチパネル」になっており、メニュー選択等の操作系が、ドーナツ型の「十字キー方式」から、「タッチパネル方式」に変わっていることです。

 その“売り”は、「複雑なボタン操作ではなく、画面に触れて直感的に操作できる」、というところのようですが、果たしてそうでしょうか。

 ヨドバシカメラの店頭で、両機種の操作性を、綿密なる比較検討をしてみました。
(店員さんからすると、かなりアヤシイ?)

 「DSC-T30」と「DSC-T50」とは、同じメニュー構成になっていますが、「DSC-T50」の方は、階層が深くなればなるほど、3.0インチの液晶上を、ピロピロ・ピロピロ指を動かして、タッチしていかなければなりません。
(しかも、いつの間にか画面が指紋だらけ・・・)

 左手でカメラ本体を支えるとすると、右手の人差し指をタテ・ヨコ・ナナメに縦横無尽に動かしてタッチ、そしてシャッター。

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 一方、「DSC-T30」の方は、右手片方のみでカメラ本体を支えつつ、人差し指をシャッターに軽く添えて、親指で“ジョグダイヤル”ライクにメニューを操作することができます。

 この状態で、すぐにそのままシャッターを切ることができます。
(さらに、左手を添えれば、カメラ本体がより安定します)

 よって、私個人としては、こと「Tシリーズ」に限っては、“タッチパネル方式より、十字キー方式の方が優れている”、との結論に達しました。

 ということで、「必ずしも後継機種が良くなっているとは限らない」、という好例でした。

(注) これはあくまで個人の感覚であり、初心者や年輩の方には、タッチパネル方式の方が扱い易いかも知れません。
2006/09/15

 前回の続きです。

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 何やら、BOSEさんからお届け物が・・・。0xF8E6

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 おぉ、これは、「QuietComfort 2」ではないですかぁ。0xF9CB

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 持ち運びしやすいように、「キャリングケース」が付いています。また、「ステレオミニ⇒標準変換プラグ」だけでなく、航空機内でも使えるように、「デュアルプラグ」が付いています。

 まさに、至れり尽くせりの仕様。0xF9CF

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 密閉型なので、かなりの大きさなのかと思いきや、それほど大きくありません。持ち運びできる最大限の大きさでしょうか。

 それでいて、すっぽり完全に耳を覆ってくれます。これだけで、かなりの密閉性です。クランプ圧(両耳に押し付ける力)も、ほどほどというところでしょうか。

 BOSEさんの音響機器を購入したのは、今回が初めて(というか、生涯で初めて)なので、屋内・屋外で、じっくりと聴き比べたいと思います。0xF9CE

 このノイズキャンセリング・ヘッドフォンは、ダイレクト販売限定商品のため、BOSE Online Shopか、BOSE Storeからのみ、購入することができます。

 ってことで、K○N○Aさん、今回だけ、今回だけ浮気してしまいました。すみません。やはりコンペティターとの音を聴き比べるのは、重要なことですので。(なんつッ亭)0xF9C7

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(画像はSONYさんから拝借)

 ちなみに、現在、室内用としては、SONYさんの「MDR-CD900ST」を使っています。
(すでにパッドがヨタっちゃってます)

 このスタジオ用のヘッドフォンは、ソニー・ミュージックコミュニケーションズさんから購入することができます。

2006/09/12

 今年も、またあの季節がやってきました↓。

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さらに規模拡大した2007 International CES、参加登録開始
(2006年9月6日:ITmedia +D LifeStyle)

 開催日は来年の1月8日~11日。

 しかし高い。会社のお金で行けないかなぁ。0xF9C7

 国内では、こちらが楽しみ↓。

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 開催日は11月15~17日。エントリーは10月1日から。

〔関連情報〕
   ・2007 International CES
   ・2007 International CES (日本語ページ)
   ・CES 2007国際家電ショー ツアー案内 (近畿日本ツーリスト)
   ・Inter BEE 2006

2006/09/06

 先日、hrkさんと秋葉原を散策した際に、BOSEさんの直営店「BOSE STORE」をご案内いただきました。0xF995

 そのBOSE STOREで、BOSEさんのノイズキャンセリング・ヘッドフォン「QuietComfort 2」(以下、QC2)をご紹介いただきました。

bose02.jpg
(画像はBOSEさんから拝借)

 ノイズキャンセリング・ヘッドフォンとは、その名のとおり、ノイズをキャンセルしてくれるヘッドフォンです。

 どのようにノイズをキャンセルするかを簡単に説明すると、
   1. ヘッドフォン本体に仕込まれたマイクにより、周囲のノイズを拾う。
   2. このノイズと逆位相の音(波の形や大きさは同じであるが、波の山と谷の位置が正反対の音)を作り出す。
   3. その逆位相の音と、本来聴きたい音(音楽)とを合成して、ドライバーユニット(スピーカー)から流す。
となります。

 これにより、ノイズの音の山と谷が互いに打ち消し合い、ノイズが消える(原理的には)とともに、本来聴きたい音だけはっきり聴こえることになります。

#たしかその昔、日産自動車が「ブルーバード」に、ノイズキャンセリング・システムをオプション設定したことがあったように記憶しています。
(そんなギミックに走るより、防振材・消音材をもっとマシなものに換えた方が、よっぽど効果があると思いますが)0xF9D1

 それはさておき、

warp01.jpg
(画像はSONYさんから拝借)

 同じ機能をもつノイズキャンセリング・ヘッドフォンは、SONYさんからもいくつか発売されています。

 実は少し前に、いつもの「ソニータイマー」が発効し、お出掛け用のヘッドフォンが壊れてしまっていたのでした。0xF9C7

 ということで、つぎはこの「ノイズキャンセリング・ヘッドフォン」にしてみようと思っていたのですが、hrkさんのご紹介でQC2を試聴したところ、これがなかなかに良かったのでした。

 SONYさんにするか、はたまた“今回だけ”浮気して、BOSEさんのQC2にするか・・・。

 う~ん、メチャメチャ悩みます。0xF9F7
(でもなぁ、4万円だしなぁ)

 そうこうしているうちに、BOSEさんから、「QuietComfort 3」(以下、QC3)が発売されました。

 QC2は、耳全体を覆う“密閉型”ですが、QC3は、耳に被せる“オンイヤー型”になっています。

bose01.jpg
(画像はBOSEさんから拝借)

 ITmediaさんのレビューでも、なかなかに良い評価を得ているようです。

 “オンイヤー型”であるQC3では、イヤーパッドを小型化して周囲ノイズの遮音性が低くなった分、ノイズキャンセラーの電気的特性(ノイズのキャンセル能力)を高めて、ノイズを抑え込んでいるようです。

 対するQC3は、もともと“密閉型”であるため、周囲ノイズの遮音性が高く保たれている上に、さらにノイズキャンセラーが効きます。

 そもそも、アクティブ・ノイズキャンセラーは、“毒をもって毒を制す”的な発想な訳ですが、原音に対する忠実度という点では、あまり余計な処理をしない方が良い訳です。

 「静寂を創り出すこと」にこだわったQC2と、「手軽さ(持ち運びのし易さ)」にこだわったQC3、どちらがより音楽を楽しむことができるでしょうか。

 う~ん、気になりますねぇ。0xF9F8

〔関連情報〕
   ・ボーズ、ノイズキャンセリングヘッドフォン「QuietComfort 2」をマイナーチェンジ
   (2005年10月3日:ITmedia +D LifeStyle)
   ・ボーズ、小さくなったノイズキャンセリングヘッドフォン「QuietComfort 3」
   (2006年8月25日:ITmedia +D LifeStyle)
   ・「静かなリスニング環境」を求めて――ボーズ「QuietComfort 3」
   (2006年9月5日:ITmedia +D LifeStyle)
   ・“ボーズへの入り口”――「BOSE ショーケースストア 秋葉原」を見てきた
   (2005年8月30日:ITmedia +D LifeStyle)