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2007/06/13

 「SOARISTO 住まい工房」。

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(写真は、某P社さんから拝借)

 ダイニングは、こんな風に「ペンダントライト」にしてみたい。

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 ダイニングテーブルは、すでに決まっていたりする。イタリア製。オーク材。
(W:2,000×D:800×H:720)

 テーブルセンターにガラスを配し、ソニーさんの「フローティングデザイン」を連想させるモダンなデザイン。

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(写真は、某P社さんから拝借)

 ペンダントライトも、すでに決まっていたりする。このうちのどれか。

 さて、問題は、ペンダントライトを「どう吊るか」である。

 注文住宅の場合には、建設時に「ライティングレール」を埋込式にしておけば、冒頭の写真のように、天井がすっきりする。しかし、分譲マンションの場合には、そうはいかない。

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(写真は、某P社さんから拝借)

 この手のニーズに応えるためか、去年の春に、某P社さんから便利な製品が発売されている。

 一般的には、天井には、照明機器を吊り下げるための「引掛シーリング」が設置されている。この製品を用いることにより、引掛シーリングに、ライティングレールを取り付けられるようになる。

 しかも、この製品が便利なのは、引掛シーリングの位置を中心に、ライティングレールをスライドさせたり、回転させたりできるのだ。

 これにより、天井の梁(下り天井)や火災検知器などの突起物をを避けることができ、設置の自由度が大幅に増す。
(さらに、減光機能付きリモコンまで付いているものまである)

 しか~し、ここで問題発生!!

 我が家の場合は、ダイニングテーブルの設置予定位置のぼぼ真上に、「下り天井」が通過しているのだ。

#これは、別に設計が悪い訳ではなく、そもそもデザイナーの想定位置とはまったく違うところにダイニングテーブルを設置しようとしているからだ。
(その事由はまた別の機会に)

 低層階の住戸の場合、高層階と比べて階高がもともと高いため、太い構造物があったとしても天井裏に隠れてしまい、下がり天井となることはほぼ無い。
 しかし、高層階になるほど、階高が低くなっていくため、構造物自体が細くなったとしても天井高が取れず、下り天井となる部分が現れてしまう。

#それでも、我が家の場合は、高層階であるにも関わらず、天井高は2,550mmあり、マンション全体としても余裕を持った作りで、良心的な設計と言える。
(通常は、高層階となると、天井高が2,400~2,450mmになってしまう物件もあり、部屋によっては圧迫感を感じることもある)

 さて、この問題を、どう解決するか・・・。

2006/07/20

 「SOARISTO 住まい工房」、第三弾。0xF9CE

 我が家はまだ建設中で、高層階に位置するため、オプションの申し込みはまだまだ先かと思っていたのですが、いつの間にか締め切りが迫ってきてしまいました。

 ご存知の方はご存知かと思いますが、マンションにも、オーナーの好みに合わせた様々なオプションを付加することができます。また、オプションには、「工事中オプション」というものと、「インテリアオプション」というものがあります。

 前者は、マンションの引き渡し(竣工)までに施工するもので、比較的大掛かりな工事が必要なオプション、後者は、引き渡し後、入居までに施工する、照明やカーテンなどのオプションのことを指します。

 さしずめ、クルマでいうところの、「メーカーオプション」と「ディーラーオプション」といったところでしょうか。

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#写真は、高層階からのCGパース。斜め前方にレインボーブリッジを望みます。
 (ということで、夏には「東京湾大華火祭」をベランダから観ることができます)0xF9CF

 で、以前より、「ホームシアター計画」を練っている訳ですが、AV機器は、すでにSONYさんの製品で統一すると決めているのですが、ライティングについては、まだまだ考えあぐねているところです。

 前々回に、P社さんの「LEDシーリングライト」をご紹介しましたが、やはりソニラーにとっては、コンペティターの製品を購入する訳にはいきません。0xF9C8

 ということで、リビングには、華美なシーリングライトを取り付けるのではなく、空間をすっきり広く見せるため、工事中オプションの一つである「ダウンライト」(天井埋め込みライト)にすることにしました。

 で、この「ダウンライト」ですが、リビング拡大プランを選択しているため、設置ライト数が増えて138,400円(施工費、消費税込)もします。さらに、「調光スイッチ」にすると、追加で25,000円もします。

 また、内玄関に設置し、人が近づくと自動的にスイッチが入る「人感スイッチ」が用意されていますが、これも30,000円もします。

 後付けが困難な「ダウンライト」については、致し方ないと思いますが、スイッチ類については、なんとなく高いような気がしたので、さっそく調べてみました。

 ありました、ありました、しかもたくさん。いま住んでいる部屋は、スライド式の調光スイッチが付いていますが、いまではこんなにたくさんのラインナップがあるのですね。

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 まずは「人感スイッチ」(商品名:「勝手にスイッチ」、小売価格:10,144円)です↑。人間の体温に感応する熱線センサが付いており、両手がふさがっていても自動でパッと点きます。

#ちなみに、建設中のマンションは、玄関ドアが非接触のICカード式で、さらにプッシュプルドア(ノブをポンッと押すだけで開く)になっているので、両手がふさがっていても簡単に部屋に入ることができます。0xF9F8

 その他、廊下バージョン(足下灯)や、トイレバージョン(照明+換気)などがあります。

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 つづいて、「調光スイッチ」(小売価格:6,532円)です↑。白熱灯照明の明るさを、100%~0%の間で無段階に調節できます。

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 さらに便利なモノを発見しましたっ! 調光スイッチとリモコンの合体バージョン(商品名:「とったらリモコン」、小売価格:9,881円)です↑。

 すでに、後付けのシーリングライトにも、リモコン付きのものがたくさん出ていますが、リビングには、多数のAV機器が設置される予定(?)なので、これ以上リモコンが増えるとたいへんなことになってしまいます。0xF9C7

 この「とったらリモコン」は、“取ったらリモコン”というよりは、“壁にリモコンが埋め込める”といったらいいでしょうか。映画鑑賞中には、リビングのソファーの近くに置いて、ダウンライトの調光などをしつつ、使わなくなったら壁のベースユニットの部分に戻して、すっきりさっぱりすることができます。

 で、すでにお気付きかと思いますが、スイッチ本体の定価が1万円もしないにも関わらず、施工費込みのオプションは、3倍以上もします。こんな簡単な電気配線に、2万円以上も施工費が掛かるのでしょうか。
(やはり、引き渡し前の独占的立場を利用して、ゼネコン一派にぼったくられているような気が・・・)

 ということで、いずれの製品も、秋葉原で調達可能であることが分かったので、工事中オプションとしては申し込まず、引き渡し後にDIYしたいと思います。0xF9C6

#ただし、施工には、電気工事士の免許が要ります(表向き)。

 まぁ、何千万円もする買い物をしているのに、たかだか数万円のオプションに「何をか況んや」と仰る方もいると思いますが、まずは「小さなことから、コツコツとっ!」です。

#ちなみに、売買契約書に貼る収入印紙が45,000円もしたので(想定外!)、これにてイーブン・パー?0xF8B5

〔関連情報〕
   ・住まいのあかりと電気設備のEbox (松下電工)
   ・つけててよかった!配線計画 (松下電工)

2006/05/27

 「SOARISTO 住まい工房」、第二弾。0xF9CE

 先日、販売元から、「インテリアオプションカタログ」が届きました。分厚い資料です。いろいろな小冊子が、電話帳ほどあります。0xF8E4

 以前から、バルコニーを「ウッドデッキ」にしようと思っていたのですが、ありました。オプションが。

 しか~し、価格表を見てビックリ。バルコニー全体に施工してもらうと、なんと、690,430円もします。0xF9FC

 通常の住戸のバルコニーが15㎡程度(約4.53坪)で、施工費が30~40万円程度であるのに対し、契約した住戸では、70万円近くもします。たしかに、バルコニー面積が29.92㎡(9.05坪)もあるので、ほぼ面積比例ではあるのですが。

 何となく、引き渡し前の独占的立場を利用して、ゼネコン一派にぼったくられているような気が・・・。
(70万円もあったら、BBSのマグ鍛ホイールが買えちゃいます)

 さらに、「オプションカタログ」には、以下のような記述があります。

・バルコニー面積15㎡分を重さに例えますと約300キロ程あります。トラックにて現地マンション駐車スペースまで運びます。荷卸後お部屋の玄関前までバルコニータイルを台車等で荷運びし、十分に養生したお部屋を割れ物であるタイルを細心の注意を払いながら、丁寧に手運びしてバルコニーまでお運びいたします。

・簡単に施工できると思われたバルコニータイルも、いざ不慣れな方が始めると排水口側や柱方、パイプ周辺・避難ハッチ等、細部な箇所の納まりに悩んでしまいます。また大型カッターでのカットを必要としますので怪我も心配です。当社では事前調査にて確認していますので、気がつかない細部にいたっても美しく手際よく仕上げます。

 う~ん、“重い”、“大変”、“面倒”ってことで、しっかり予防線を張ってますねぇ。遠回しに、「素人は手を出すなっ!」ってことですかね。

 となると、がぜんやる気が出てしまうのが職人です。こうなったら、意地でもDIYするしかないです。0xF9F8

 まずは、モデルルームをじ~っくり観察して、勉強です。

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 バルコニーの奥行きは、2.0mほどあります↑。排水口等があるので、約1.8mになり、30cm角のパネルを敷くと、ちょうど6枚でぴったりになります。

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 南向き角部屋なので、採光は最高です↑。(夏はメチャメチャ暑かったりして)0xF9C7

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 カラーを合わせることにより、フローリングとの一体感が出ます↑。

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 こんなお遊びも、良いかも知れませんね↑。

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 さすがに、きちっと施工してあります↑。まぁ、「サーキュラーソウ」さえあれば、それほど難しい加工ではないと思いますが。

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 避難はしごの周りも、大丈夫そうです↑。取っ手の部分に「切り欠き」を作っておくのが、ポイントみたいです。

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 パイプの周りは、ちょっと難しそうです↑。でもここも、「ジグソー」があれば、クリアできるかと。

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 バルコニーの奥の方にある、スロップシンクのところです↑。むむっ、なんぢゃ、この仕上がりは。八角形になっとるぢゃないかっ!

(たしか、「気がつかない細部にいたっても美しく手際よく仕上げます」と書いてあったはずですが・・・。バルコニーがあまりに広すぎて、「途中で精根尽きちゃった」ということでしょうか)0xF9D1

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orz~!!

 つづいて、素材の選定です。

 「オプションカタログ」にあるウッドデッキは、積水化学さんの床化粧材「クレガーレ」シリーズの「ウッディⅡ」のようです。

 さらに、ネットで検索したところ、セリオコーポレーションさんの「ウッドリーオ」というものもありました。「ウッドリーオ」は、天然木の表面にウレタン撥水加工を施し、耐水性・耐久性を高めたものです。

 どちらも、30cm角のパネルですが、「ウッディⅡ」は、3枚のパネルを組み合わせているので、短辺が10cm、、「ウッドリーオ」は、5枚のパネルを組み合わせているので、短辺が6cmとなります。リビングのフローリングとのマッチングを考えると、「ウッドリーオ」の方が良さそうです。

 そのお値段ですが、「ウッディⅡ」は、1枚あたり2,793円、「ウッドリーオ」は、1枚あたり672円(10枚セット時)となっています。
(しっかし、大手と一般で、何でこんなに値段が違うんでしょうねぇ)0xF9D1

 さてここで、いち、にの、さんすう好きの職人は、穿った計算をしてみます。

 一般に、ゼネコンからの大量発注時の定価は、有って無いようなものと考えられるため、仮に、「ウッディⅡ」を半額(1枚あたり1,397円)で調達できたとします。
(それでも、「ウッドリーオ」の倍もしますが)

 バルコニー面積29.92㎡にすべて敷き詰めるとすると、30cm角のパネルは0.09㎡であり、図面上の面積と主柱等による実際の面積との乖離を20%と仮定すると、29.92㎡×(1-0.2)/0.09㎡=266枚となり、約270枚のパネルが必要となります。

 よって、材料費(概算)は、1,397円×270枚=377,190円となります。

 冒頭に述べた「オプション価格」は、690,430円でしたから、材料が定価の半額で調達できたとすれば、30万円以上の金額が、施工費+各種管理費+利益に回っていることになります。

 人夫の施工単金を考えたとしても、いい加減、ぼったくり過ぎてやしませんかね? > ○○○さん

(そもそも、定価で計算すると、材料費が総額を超えちゃうんですけど、一体、どういう値付けしてるんでしょうねぇ。しょせん、土建業界では、「定価は有って無いようなもの」ってことで、こんなもんなのでしょうか)0xF9D1

 ということで、さらにDIYの意志を固めた職人でした。目標は、「ウッドリーオ」を使って、余裕で20万円以内に収めることです。0xF9F7

2006/03/29

 「SOARISTO 住まい工房」、第一弾。0xF9CE

松下電工、高出力LEDを使用したホームシアター向けシーリングライト
(2006年3月23日:ITmedia +D)

 松下電工は3月22日、部屋全体を照らす蛍光灯と手元や壁を照らすLEDスポットライトを一体化させたホームシアター向けシーリングライト「PRODUCE THEATER」を発表した。6月21日に発売される。

 価格はシルバーモデルの「SLAZ8900」が10万3950円、ホワイトモデルの「SLAZ8901」が9万8700円。いずれも工事費は別となっている。

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 新製品は、同日発表された住宅用LED照明器具の「住宅用EVERLEDS(エバーレッズ) シリーズ」の1製品。100形蛍光灯1灯とレンズ付き/白色タイプの高出力LED3灯を使用したシーリングライトで、LEDを利用して映画鑑賞などに適した照明が行える。

 たとえば、LEDは前方向の2灯が壁を照らすことで画面との輝度差が少ない間接照明とし、残りの1灯は手元を照らすスポットライトになる。照明の切り替えは付属のリモコンで行うが、壁のスイッチでも切り替えが可能だ。

 P社さんの製品は、これまでの生涯で一度だけ、不覚にも「薄型ETC」を買ってしまったのですが(ソニラー失格)、い~ですね、このLED間接照明。

 まずいです、買ってしまいそうです。T社さんやH社さんで、同じ様な製品を探さないと。0xF9C7

〔関連情報〕
   ・ニュースリリース (松下電工)
   ・LED演出のあかり (松下電工)

2006/01/10

 いやぁ、いよいよあと約1年後に迫ってまいりました~。0xF9CF

#そろそろいろんな「手続き」が始まってきました。

 高層階なので、見晴らしはこんな↓感じ。ベランダはガラス張り。(高いところが0xF9D4なヒトは、ちょっと0xF9FCかも)

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#遠くに富士山0xF9E5、夏には花火0xF9EDが。

 写真↓はアイランドカウンターですが、いま流行りの対面式キッチンに変更する予定。リビングは拡大プランで18.9畳。(全体は約90㎡)

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#例によって、オプションてんこ盛りで、早くも予算オーバーな予感。0xF9C8

 ホームシアター0xF8D8、なんにしよっかなぁ。

#もちろんSONY製のみ。
(SONYさん、「サウンドファニチャー」、復活させてくださいっ!)
(あと、「プラズマテレビ」、カムバ~ックっ!)

 玄関を開けると、こんな↓感じで「ウェルカムテラス」が迎えてくれます。

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#なんとなく1坪ほど無駄にしてしまっているようにも見えますが、い~んですっ! こういう遊びの空間が心の余裕を生むんです。0xF9C6

 バスルーム(2.0m×1.6m)にも、大きな窓があって、下界の様子を見下ろすことができます。

 こころ休まるひととき。。。

 う~ん、楽しみだなぁ。0xF9F8

 これからは、「クルマいじり」止めて、「住まいいじり」始めよっかなぁ。

#「SOARISTO 住まい工房」、なんつて。0xF9C7