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2020年12月 Archive

 前回の続きです。

 ブレッドボード上で期待する動作を確認したところで、いつものとおり、プリント基板を作製します。

LED Door Warning Lamp and LED Courtesy Lamp for Audi R8

 A基板(カーテシランプ側)の回路図。

 裏面に、PICとDIPスイッチ、定電圧レギュレータ、定電流LEDドライバを載せています。こちらが、マスタになります。

LED Door Warning Lamp and LED Courtesy Lamp for Audi R8

 B基板(ドアワーニングランプ側)の回路図。

 裏面に、定電流LEDドライバを載せています。こちらは、A基板からの制御信号に基づき点滅する、スレーブとなります。

 また、今回、A基板・B基板とも、ブリッジダイオードを追加しています。

 万が一、車種によって電源線の極性が入れ替わっていたとしても、回路を保護し、正常に動作させることができます。

 前回の「LEDドアワーニングランプ」と「LEDカーテシランプ」の出来が、あまりに良かったので、つぎなる自作に掛かります。

#というか、“光りモノ”については、ほぼやり尽くした感が。0xF9C7

LED Door Warning Lamp and LED Courtesy Lamp for Audi R8

 こちらが、改造した「LEDドアワーニングランプ」と「LEDカーテシランプ」との組み合わせです。

LED Door Warning Lamp and LED Courtesy Lamp for Audi R8

 構想に基づき、いつものとおり、ささっとブレッドボード上に回路を組みます。

 心臓部は、「可変バルブコントロールユニット」の時と同様、Microchip Technology社の「PIC12F1612」を使います。

 非常にコンパクトな、8pinのパッケージですが、10bitのPWMコントロールモジュール(CCP)を、2基、備えています。

2020/12/05

 前回のSony α7Cに続き、レンズも購入しました。

Carl Zeiss Lens Sony SEL2470Z

 Sonyの「SEL2470Z」(Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS)です。(定価:126,500円)

#あわせて、MCプロテクター(VF-67MPAM)も購入しておきました。(定価:9,240円)

Carl Zeiss Lens Sony SEL2470Z

 永らくαシリーズを使っていますが、Eマウント用では、実は初めてのCarl Zeissレンズだったりします。

#2000年に購入した「DSC-F505V」では、「Vario-Sonnar」レンズ(38-190mm相当)が付いていましたが。

 SEL2470Zは、その名のとおり、広角から中域(24~70mm)をカバーする、35mmフルサイズの「Vario-Tessar」レンズです。

 通しで、F4の明るさを持っています。

 一方、キットレンズの「SEL2860」(FE 28-60mm F4-5.6)は、広角端でF4、望遠端でF5.6となっています。

 非球面レンズ5枚、EDレンズ1枚が組み込まれているということで、手に取ってみると、ずっしりとしていて(426g)、重厚感があります。(このサイズとしては、軽量な部類に入るらしいですが)

 本当は、通しでF2.8の「SEL2470GM」(FE 24-70mm F2.8 GM)が欲しかったのですが、レンズに20万円も掛けるのもなんですし、一度、35mmフルサイズのカールツァイスを使ってみたかったので、こちらにしました。

#両者の比較記事は、こちらなど。

 「手軽に持ち運べるカールツァイス」、これからいろいろ楽しめそうです。0xF995