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Tiny Phalanx (CIWS) Archive
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 前回の続きです。

 引き続き、基台の上部、旋回台座の作製に入ります。

CIWS Tiny Phalanx, Base Box, Detail-up Small Parts

 旋回ベアリングを組み込む前に、ディテールアップのため、小物を取り付けてみました。

CIWS Tiny Phalanx, Base Box

 4面のパネルの、ヒンジの部分。

 昨年2024年のクリスマス前に、ジェンスン・フアンCEOが発表した「Jetson Orin Nano Super Developer Kit」ですが・・・、

 すでに、「Jetson TK1 Development Kit」も「Jetson TX2 Developer Kit」も持っているので、躊躇していたのですが・・・、

 そうこうしている内に、菱洋エレクトロさんでは、売り切れてしまいました。

Akizukidenshi, Jetson Orin Nano Super Developer Kit
(画像中の冥途喫茶とは、何ら関係はありません)

 と、いうことで、

 半年以上も経って、いまさらながらゲットしました。

 前回の続きです。

 基台に搭載する各種インタフェースができあがったところで、いよいよ、基台の上部、旋回台座の作製に入ります。

Slewing Bearing 250mm

 こちらは、今回の作製のキモとなる、「旋回ベアリング」です。

 アルミ合金製で、外径がφ250mm、内径が194mm。

 さすがの日本製、旋回させても、しっかりとした剛性感があります。

#粗悪なちゅーこく製なんて、いっさい使わないぞ!と。0xF9D1

 さらに、このモデルには、隣接するボールベアリング間に静音材を入れてあるため、動作時の「ゴリゴリ」音が、通常のものより抑えられています。

 美術館や高級ホテルなど、静かさが求められるところに使われているようです。

Slewing Bearing 250mm and 140mm

 実は、7年3ヶ月ほど前に、教育用アームロボット、「WidowX Robot Arm Kit」(1,499.95ドル)を購入していました。

 その目的は、ロボットアームの台座にある、旋回ベアリングを入手するためでした。

#もちろん、それだけではありませんが。

 画像左側は、キット付属の旋回ベアリング(19.95ドル)で、外径はφ140mm。

 当初は、このφ140mmのものを使う予定でしたが、設計を見直し、モデルサイズぎりぎりの、φ250mmのものを使うことにしました。

 これにより、砲塔の“頭でっかち”状態を回避し、旋回時の安定性や剛性感を、より高めることができます。

#18万円近くも出して、けっきょく使わないという・・・。0xF9C8

 前回の続きです。

 オーディオ出力回路とDCモータ制御回路ができたところで、さらなる回路の追加です。

nVIDIA Jetson TX2 GPIO Expander 40pin

 Jetson TX2のマザーボード上の「Expansion Header」(J21, 40pin)から、必要な信号を取り出すためのドーターボードを作製します。

 GPS+GLONASSモジュールとのシリアル通信のための信号や、Adafruitの各モジュールとのI2C通信のための信号を取り出します。

nVIDIA Jetson TX2 GPIO Expander Daughter Boards

 ドーターボードを取り付けたところです。

 中央が「Expansion Header」(40pin)用のもの、左側が「GPIO Expansion Header」(30pin)用のものです。

 前回の続きです。

 前回といっても、去年のハナシで、週刊どころか、月刊、いや季刊ぐらいのスパンですけれども・・・。0xF9C7

#まぁ、Audi R8をカイゾーしたり、車検に出したりとか、いろいろ、いろいろありましてね。

 前回は、「タイニー・ファランクス」に、7.0インチのTFTディスプレイを取り付け、HDMIスプリッターで信号を分岐させました。

 んが、以前に書いたとおり、HDMI経由のオーディオ出力は、信じられないぐらいノイズが乗った、ダメダメな音質でした。

#正確には、HDMIのオーディオ信号が悪いのではなく、TFTディスプレイの基板に載っている、デコーダー以降のオーディオ回路が、ダメダメな訳ですが。

Tiny Phalanx, Adafruit I2S Stereo Decoder - UDA1334A

 と、いうことで、

 Jetson TX2用に、別途、オーディオ出力を用意することにしました。

Tiny Phalanx, Adafruit I2S Stereo Decoder - UDA1334A

 追加した回路は、こちら。

 Adafruitの「I2S Stereo Decoder - UDA1334A Breakout」(6.95ドル)です。

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