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Lighting Archive

 前回の「ホワイト・ルームランプ」に引き続き、今回は「ホワイト・フットランプ」と「ホワイト・ドアカーテシランプ」を製作します。

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 写真上段は、フロントシートの足元にある「フットランプ」です。同じものは、トランクルーム内のランプとしても使われています。

 写真下段は、前後左右のドアの底部についている「ドアカーテシランプ」です。同じものは、コンソールボックス内のランプとしても使われています。

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 写真右側は、一般的によく用いられている「砲弾型LED」です。

 写真左側は、今回用いる「角形LED」です。日亜化学さんのHigh Fluxシリーズの「NSPWR70AS」です。

(余談)

 写真右側の「砲弾型LED」、一見、ふつーのLEDのように見えますが、さにあらず。波長880nmの赤外線LEDです。

 「赤外線LEDなんて、クルマのどこに使うんだ」って? ふっ、ふっ、ふっ。0xF9F8(悪)

(以下、まだ編集中)

2006/10/28

 前回の続きです。

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 リヤ用の「ホワイト・ルームランプ」が完成しました。

 フロント用に比べて高さが稼げないため、ヒートシンクを薄型のものにしています。配線は、定電圧回路を天井に固定後、結束します。

 juinさん、モルモット君、よろしくお願いいたします。0xF9CE

2006/09/16

 前回の「ホワイト・エンジェルアイ」の取り付けに引き続き、先ごろ完成した「ホワイト・ルームランプ」を、juinさんのM5 Individualに取り付けてみました。

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(写真は「ホワイトエンジェルアイ」取付時のもの)

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 こちらは、juinさんが付けていた、某社の「LED○ーム○ーナー」(以下、LRB)です↑。

#ちなみに、M5の場合は、内装のファブリックが「アルカンターラ」となり、高級感が一層高められています。

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 ということで、さっそく持ち帰り、工房で分析↑。

 角形LEDが12個搭載されていますが、Lumiledsさんの「Super Flux」でもなく 、日亜化学さんの「High Flux」でもなく、出所不明の素子が使用されています。
(おそらく、中○製か台○製のパチリもの)

 安定化電源で点灯させてみます↑。

 こちらは、LumiledsさんのハイパワーLED、「Luxeon Star」(3W)↑。

 えっ? LRBの方が明るく見えるって?0xF9C7

 まぁ、どちらもサチっているので、タマ数が多い方が明るく見えてしまいますが、光度(lm:ルーメン)の比較では、以前に試算したとおり、仮に現時点で最も明るい「High Flux」を使っていたとしても、「Luxeon Star」の方が20倍以上明るいことになります。

#比較する方が可愛そうかなと。0xF9D1

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 こちらは、今回取り付けた「ホワイト・ルームランプ」↑。

 巨大なヒートシンクを見れば、その明るさの違いの程が、お分かりになることでしょう。

 ということで、実際に使ってみたところの主観評価は、juinさんにお任せしましょう。0xF9CE

2006/09/02

 前回の続きです。

 いよいよ点灯式です。

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 まずは、スモールランプを点灯させてみます↑。

 角度の関係でよく分かりませんが、2つのホワイトLEDが点灯します。

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 このように、シフトレバー周辺を、ほのかにライトアップしてくれます↑。

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 つづいて、ルームランプを点灯させてみます↑。

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 車内は、こんな感じになります↑。

 ルームランプは、ドアのOpen/Closeに合わせて、ちゃんと減光してくれます。

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 さらに、マップランプも点灯させてみます↑。

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 車内は、こんな感じになります↑。

 角度の関係でよく分かりませんが、手前のハンドル周辺部まで明るくなっています。

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 マップランプということで、マップがどうなるかチェックしてみます↑。

 このように、強力な白色光で、細かな地図もくっきりはっきり見ることができます。蛍光灯というか、水銀灯の下で見ているようです。

 ということで、ボッタクリの市販品にはない明るさを実現してみました。これにて、夏休みの工作は終了。

2006/08/31

 前回の続きです。

 さて、いよいよ料理に取り掛かりましょう。

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 これが、今回重要な役割を果たす「剣山」、ではなく、「ヒートシンク」です↑。

 秋葉原で、30mm角が130円、38mm角が140円でした。
(ほとんど、自作PCのノリ)0xF9C7

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 とりあえず、定電流回路を使って、テスト点灯させてみます↑。

 ヒートシンクには、住友3Mさんの「熱伝導性両面接着シート」(秋葉原で500円)を貼り、「Luxeon Star」と密着させます。

 いやっ、なんか、もう、「ゴメンなさい」って感じです↑。

 眩しすぎて、直視できません。予想以上の明るさです。0xF9CF

 この時点でしばらく点灯させ、ヒートシンクによる放熱が十分であるか、確認しておきます。

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 ユニットに組み込んだ状態で、テスト点灯させてみます↑。

 いやはや。明るすぎて、サチってしまいました↑。

 室内の照明下でこれだけ明るいということは、暗い車内で点灯させたら、どうなってしまうのでしょうか? しかも、まだ1灯です。

 3灯全部点けたら、きっと、隣の女性の肌のキメまで見えてしまうことでしょう。
(あるいは、あまりの明るさに、“鈴木その子”(古)状態になって、逆に分からないとか)0xF9C7

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 「Luxeon Star」を取り付けるため、基板を加工します↑。

 φ24mmのホールソウで、穴を空けます。「Luxeon Star」の外径はφ20mmですが、発光点の中心を合わせるために、わざと余裕を持たせてあります。

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 「Luxeon Star」および「ヒートシンク」を取り付けたところです↑。

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 「定電流回路」を取り付け、配線したところです↑。
(何となく、3気筒エンジンのよう)0xF9C7

 配線は、最短で接続すると嵌合が合わなくなってしまうため、逃げのために余長を持たせてあります。

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 元通りに組み立て直して、完成です↑。