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BMW Archive
2006/06/03

 「日本の玄関口」として多くの海外渡航者を集める「新東京国際空港」(成田空港)ですが、昨日6月2日(金)より、「第一旅客ターミナルビル」がグランドオープンしたそうです。

 ってことで、さっそく、成田空港まで「クルマ」を見に行ってきました。0xF9AD

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 そう、「飛行機」を見に行ったのではなく、「クルマ」です。

アテンション・プリーズ! BMW の巨大キドニー・グリルが成田空港に出現
(2006年6月1日:BMW Japan)

 ビー・エム・ダブリュー株式会社(本社:千葉県千葉市美浜区、社長:ヘスス・コルドバ)は、BMWのダイナミックなブランド価値を消費者に訴求する市場攻勢の一環として、BMW製品の「顔」の中央に位置する「キドニー・グリル」(BMW車に共通するデザイン上の特徴であるフロントの縦格子のグリル;左右対称の腎臓の形に似ていることからの通称名)を模した大型ディスプレイ(高さ2.3m、幅3.8m)を製作、2006年6月2日(金)に営業を開始する成田空港第1旅客ターミナル南ウィング出発ロビーに設置します。「キドニー・グリル」の中には2台のテレビモニターが設置され、BMWのダイナミックな世界観を表現するプロモーション映像が常時放映されます。

 今回製作された「キドニー・グリル」は、去年の4月に発売開始し、2005-2006日本カーオブザイヤーを受賞した3シリーズのものをベースとしており、サイズは、空港内にある設置物としては最大となります。これに関し、BMWマーケティングを統括するピーター・ファン・ビンスバーゲンは、「このBMWのブランド・シンボルを抽出した巨大オブジェは、今後1年間設置される予定ですが、新生南ウィングの待ち合わせの名所として注目を集めることになるでしょう。この巨大ビジョンを活用し、音と映像でBMWらしいコミュニケーションを行いたいと考えています」と述べています。

   名称:     BMW キドニーグリル・ビジョン
   設置場所:  成田国際空港第1 旅客ターミナル 南ウィング出発ロビー内「Meeting Point」チェックインカウンターとショッピング&レストラン エリアを結ぶ通路近くに設置
   設置期間:  2006年6月2日(金)より1年間
   サイズ:   高さ 2.30m (照明部分を含む、ディスプレイは2.2m)
           幅 3.80m
           奥行き 1.34m

 ってことで、南ウィングの奥の方に、巨大キドニーを発見。0xF8F2

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 いやはや、たしかにデカいです。0xF9C7

 鼻の穴には、2台のテレビスクリーンが仕込まれ、「M5」のプロモーションビデオが流されていました。

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 3シリーズ(E90)の鼻らしいですが、強引に5シリーズ(E60)の鼻で遊んでみました↑。(画像をクリック)

 前回のレポートの続き、いよいよ完成です。

HID Fog Lamp

 「610HID」を組み込んだところです↑。ほとんど純正と見まがうばかりの完成度です。0xF9F8

HID Fog Lamp

 点灯させたところ(背後から)です↑。

HID Fog Lamp

 点灯させたところ(前方から)です↑。

 2つ合わせて、45,200cd(カンデラ)の大パワー。眩しすぎて、直視できません。0xF999

#走る「光害」車両。0xF99F0xF8BF0xF9AD
(公道での点灯は規定違反となるため、できません)

 前回のレポートの続きです。

HID Fog Lamp

 むむっ、なぜか「BELLOF」さんから小包が・・・。あれだけさんざん○○にしたのに、なぜ?0xF9C7

 それはですねぇ、

   フッ、フッ、フッ。0xF9C6(ルミねぇ風)

(以下、ひそかに編集中)

2006/05/10

 最新刊、「Motor Magazine」 (2006年6月号)の第二特集は、18ページに渡って、
   「BMW 3.0スタイルの構造的探求」
というタイトルで、モータージャーナリストであり、「BMWドライバー・トレーニング」のチーフインストラクターでもある、こもだきよし氏が、BMWの新世代3リッター直列6気筒エンジン「N52B30A型」を搭載した、3台の3.0モデルのインプレッションをされています。

motor01.jpg

 はじめに、新世代3リッター直列6気筒エンジン「N52B30A型」が、世界に先駆けて搭載した数々の新機構の詳細が解説されています。

 つづいて、このエンジンを搭載する3台の3.0モデル、
   130i M-Sport、330xi、530i
について、「共通する部分」、「共通しない部分」、「関連する部分」という点を切り口に、こもだきよし氏らしい、分かりやすい解説、インプレッションがなされています。

 以下、一部をご紹介します。

 5シリーズは、3シリーズより大きなボディだからそれなりに重量も増しているが、N52B30Aのたっぷりとしたトルクのお蔭で、軽快に走ることができる。特に低回転域からトルクが太いので楽だ。同じ3リッターでも前のM54エンジンと比べると、最大トルクの値は300Nmで同じだが、その発生回転数が3,500rpmから2,500~4,000rpmと1,000rpmも低いところで同じトルクが出ているからだ。

 そしてステップトロニックのマニュアルシフトモードを使ってワインディングロードを走ったときには、高回転域までパンチがあり気持ちよく吹け上がるのが楽しい。これも最高出力が170kWから190kWへと1割以上アップし、そのときの回転数は5,900rpmから6,600rpmまで引き上げられているからだ。6,750rpmからゼブラゾーンで7,000rpmからレッドゾーンが始まる。低回転からトルクがあり、高回転域の気持ちよく走れるゾーンも広がった。

 こうやってマニュアルシフトして走っていると、5シリーズのボディでもちょっとしたスポーツカーのように軽快に走ることができる。

   (中略)

 3台乗ってみると、どれもBMWだということはわかるが、どれも違う味付けになっていることもわかる。オールマイティな3シリーズあるが、ダイレクト感たっぷりの1シリーズもいい。でも5シリーズでも十分にスポーティな走りを堪能できて愉しい。

 同じ素材を使った料理でもまろやかもあれば、スパイシーもある。それぞれに個性があるから、どれが一番だと単純に決められない。それがBMWの3.0スタイルなのだ。

N52B30A01.jpg

 「M54B30Bエンジン」から新世代「N52B30Aエンジン」にスイッチされることを知り、正式価格の分からないままオーダーを掛け、ドイツ本国から輸送されてくるまで3ヶ月近く待った訳ですが、本当にこのクルマで、このエンジンで良かったなぁ~と、つくづく思います。0xF9CB

 さすがは、「バイエルン・エンジン製造会社」の工業的芸術作品です。0xF9CF

〔関連情報〕
   ・「Motor Magazine
   (モーターマガジン社)

 前回のレポートで、誇大広告「999CX」に替えて、質実剛健「610HID」を取り付けることになりましたが、

#「JAROって、なんジャロ?」0xF9D1

 「610HID」は、直径がφ100mmもあるため、M-Sportパッケージのフォグランプに付いている「カバー」は、取り付けることができません。

 よって、フォグランプカバーを取り外した状態で「610HID」を取り付けることになりますが、

HID Fog Lamp

 このままでは、あまりにも"取って付けたような"状態になってしまいます↑。

 よって、純正の状態に限りなく近づけるために、エアインテークの周辺を「ブラックアウト」することにしました。

HID Fog Lamp

 まず、塗装する部分をきちんと脱脂し、寸分の狂いなく、正確にマスキングします↑。

 ここは、時間を掛けて掛け過ぎるということはありません。納得がいくまで、デザインナイフを使って、何度も位置を微修正します。

 小さい時にプラモで鍛えた「マスキング技」が冴え渡ります。
(職人にとっては、実物大のプラモという話も・・・)0xF9C7

HID Fog Lamp

 薄く広く、何回かに分けてスプレーします↑。

 ここは、決して焦ってはいけません。ガレージの前を通り過ぎるおばちゃん達に、

   (もぅ、シンナー臭いのよねぇ)

という顔をされようとも、唯我独尊で。0xF9C8

 塗色は、フォグランプカバーに似せて、「マットブラック」(つや消しの黒)を使いました。

HID Fog Lamp

 塗装した仕上がりの状態です↑。

 どですか?0xF9C6

HID Fog Lamp

 ついでに、「610HID」はボディー側面がシルバーなので(写真左)、同様にブラックアウトしておきます(写真右)↑。

 ユニット本体は、エアダクトの中に埋もれてしまうため、ボディー側面はほとんど見えなくなるのですが、細かいところにも手を抜かないのが職人流です。0xF9C5

HID Fog Lamp

 完成した状態です↑。

 どですか^2?0xF9C6

 「これが純正の状態です」と言われても見分けが付かないくらい、違和感のない仕上がりになりました。0xF9F8

#走る「光害」車両。0xF99F0xF8BF0xF9AD
(公道での点灯は規定違反となるため、できません)