SOARISTO工房 Logo
Car Archive

 前回のヒミツの作品です。

 いつも某P社にパクられてばっかりでは面白くないので、たまにはパクり返してみることにします。

#まぁ、需要が顕在化してきた頃に、“たまたま”遅れて出してきているように見えるのだと思いますが。たま~に、ご覧になっているようですけれども。0xF9D1

 何をパクり返したかというと、ドアノブに装着し、乗降時に足下をほのかに照らす、「ドアノブランプ」です。

 もっとも、このアイデアは、別に某P社が初めてではなく、すでにBMWさんが3シリーズ(E90/E91)の純正オプションとして採用しています。

#例の如く、何の恥ずかし気もなく「世界初!!」とかいうキャッチコピーを付けてきたら、冷静にツッ込んであげましょう、「ずいぶん小さな世界ですね」と。0xF9D1

 この「ドアノブランプ」ですが、いかにもそのまんまの名称では面白くないので、「ウェルカムランプ」「シアターランプ」などといろいろと考えた結果、最終的に「ボーディングランプ」と命名することにしました。

※ホーディング(Boarding): 旅客機や客船などに搭乗(乗船)すること

 この名称ですが、キーワード検索したところ、SOARISTO工房しか引っ掛からなかったので、クルマ用として適用したのは、おそらくこれが初めてだと思います。

#別に、某P社のように「世界初!!」とかいうつもりはありませんが。0xF9D1

 さて、この「ドアノブランプ」改め「ボーディングランプ」ですが、ただ単純にパクっただけでは某P社と同じで脳がないので、少しばかり工夫してみることにします。

 光量を、某P社(想定)の「3倍」にしてみました。0xF9CD

#そのうち、「リング・マーカー」の改修の時と同じように、性懲りもなく「世界最強!!」とか「これまでより3倍明るい!!」とかいうキャッチコピーを付けてきたら、冷静にツッ込んであげましょう、「いままでの“世界最強”は何だったの?」と。0xF9D1

 ということで、能書きはこれくらいにして、さっそく完成画像から。

 いかがでしょう?

LED Boarding Lamp

 サイドスポイラーの下に注目してください。路面までしっかりと照らし出されています。

#言うまでもありませんが、よくある装着画像のように、シャッター速度をやたら遅くして、見掛け以上に明るく見せ掛けようなどというセコいことはしていません。0xF9D1

 画像はテスト点灯時のもの(フロントのみ)ですが、LEDの取り付け角度を工夫すれば、もう少し広い範囲を照明できそうです。

 なお、ドアミラー下の照明は、純正オプションの「ライトパッケージ」に装着されているもので、白色LEDが6発使用されています。

 前回の続きです。

LED Courtesy Lamp

 できあがったプリント基板。

LED Courtesy Lamp

 NICHIA 「High Flux」 10発を実装したところ。

#「超豪華V10仕様」と命名しよう。

LED Courtesy Lamp

 ケースに組み込んだところ。手前が加工前で、奥が加工後。

 市販製品に勝るとも劣らない完成度。(と自画自賛)0xF9C7

#まぁ、市販では、まだこれと同じような(BMW用の)製品は出ていませんが。

LED Courtesy Lamp

 安定化電源でテスト点灯。

 眩しい、眩しすぎるっ!0xF9CF

 さすがは世界のNICHIA製、照明下でもこの明るさ。中○製だか台○製だかのバッタもんとは、明らかに違います。

#LEDは半分ぐらいで十分だったかも。0xF9C7

 「最近、DIYネタが少ない」と、お嘆きの貴兄に。0xF9C7

LED Courtesy Lamp

 密かに開発は進んでますので。

LED Courtesy Lamp
(製品版ではプリントワークは変更されます)

 ガビガビの手配線ではスマートでないので、プリント基板を作成(予定)。

 例によって、作りやすさをまったく考えてない、明るさ最優先の超高密度実装。NICHIA 「High Flux」 10発っ!0xF9C6

LED Courtesy Lamp
(製品版ではプリントワークは変更されます)

 こっちは、まだナイショ。0xF9CD

LED Courtesy Lamp
(製品版ではプリントワークは変更されます)

 ってことで、juinさん、しばしお待ちを。

M5 Door Mirror

 帰宅してみると、ドイツから、またも小包が届いていました。0xF9C7

DHL Tracking Report

 こんな感じで、配達状況をトラッキングできます。

 1月19日の午後、ドイツのベルリンを出発し、ライプチヒを経て、翌20日にはベルギーのブリュッセル、オランダのアムステルダムを経て、21日には東京で通関、22日には横浜に届いてしまいました。

 ドイツから日本まで、わずか4日間。速いですねぇ。0xF9CF

M5 Door Mirror

 ってことで、M5用のドアミラーです。

 左右セットで、777.40ユーロ。1ユーロ157円換算で、約122,000円です。この他に、左右のミラー本体が必要となります。

 某オークションでは、259,800円だそうです。
   http://page8.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h39241120

 こんなん、買うヒトいるんでしょうかねぇ。0xF9D1
(別に営業妨害するつもりはありませんが)

 ちなみに、ドアミラーは、右ハンドル用と左ハンドル用とで部品コードが異なるので、おそらく左右で微妙に取り付け角度が違うのでしょう。また、生産年月が2005年9月以前か以降かによっても、部品コードが異なりますので、注意が必要です。

 ってことで、部品は手に入りました。手に入りましたが、このまま取り付けたのでは、まったくもって能がありません。

 そこはそれ、工房ならではの「工夫」を施す訳です。0xF9F8

 ちなみに、某オークションには、こんなんが出ています。
   http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e64297503

 いや~、BMWをMercedesとおんなじようにして、一体どうしようってんでしょうかねぇ。0xF9D1
(別に営業妨害するつもりはありませんが)

 よくある、東南アジアかどっかの製品でしょうか。

 BMWに取り付けるに値する成型精度を持っているかはさておき、ドアミラーには、高速走行中は、ものすごい風圧が掛かります。

 TOYOTAやMercedesのドアミラーを分解して、よく分かりましたが、高速走行中にもガタ付かず、かつ数千回もの折り畳み動作にも耐え得るためは、ものすごい設計ノウハウ、生産ノウハウが必要となります。

 かな~り、懐疑的です。
(別に営業妨害するつもりはありませんが)

 数年来、改造をやってきましたが、やはり総合性能としては、純正部品に勝るものはありません。

 ちなみに、こんなんも到着しました。

Dolphin Antenna

 なんだか分かりますか。ルーフエンドに付いている、イルカの背びれです。

Dolphin Antenna

 内部は、こんな風になっています。

 いや~、ドイツからわざわざこんな部品を取り寄せる物好きも、なかなかいないと思います。日本でも、いや世界的も、珍しいでしょう。

 ってことで、hrkさん、秋葉原プチオフ(or大手町?)でもやりますか。0xF9F8

1 Related Entries
2007/01/17
[ Car, Movie, News ]

 ご存知のとおり、「M5 Touring」が発表されました。

BMW M5 Touring Revealed
(2007年1月9日:WorldCarFans.com)

M5touring01.jpg

 これだけ見ると、テールランプがLED化されているようにも見えますが・・・。
(ついでに、ライセンスランプもLED化?)

M5touring02.jpg

 この動画から見ると、微妙なところです。