

前回の続きです。
PSE(Porsche Sport Exhaust System)の制御回路の作製、事前の配線・配管を終え、いよいよPSE本体の取り付けです。
取り付けをお願いするのはここ、大阪府は堺市にある、「とあるマフラー屋さん」です。
そう、
「音に、乗れ。Gに、乗れ。改に、乗れ。」
の“柿本改”(カキモトレーシング(株))さんです。
夜中に東京を発ち、夜通し高速をつっ走って、あっという間に着いてしまいました、やたら早朝に。0xF9C7
左右のタイコ(サイレンサー)は、緩衝材でぐるぐる巻きにして、リヤに積んできました。
うちのカエルくんには、すでにフロントとリヤに「ドライブレコーダー(デュアルカメラ)」を取り付けてあるところですが、
またもや、ドライブレコーダーを買ってしまいました。
Pioneerさんの「ND-DVR1」(定価:21,600円、購入価格:12,960円×2セット)です。
同社の「ドライブレコーダーリンク」対応のカーナビと接続することにより、カーナビからドラレコの各種機能を設定・操作することができます。
同じくPioneerさんの「ND-BC8」(定価:14,040円、購入価格:9,180円)です。
前回の続きです。
フロント左右のサイドグリルの切削加工に続いて、HIDフォグランプを固定するための「取付ステー」を、設計・製作します。
その前に、いきなり余談です。
その昔、信号待ちの最前列で、ア○みたいに上向きにフォグランプを取り付けていて、やたらと眩しい対向車に出くわすことが、よくありました。
#たいていは、シャバ僧上がりのヤ○キー車両か、昔はツッパッてたけど今は抑圧されているファミリー車両(とーぜん、かあちゃんは元ス○バン)などに多いようです。0xF9D1
これらの御仁は、文字どおり“取って付けた”ようにフォグランプを取り付けているため、エンジンの振動に伴って、フォグランプの光軸がぐらぐらグラ付いていることが、よくありました。
#小排気量でシリンダ数も少ないため、エンジンとしてのバランスが悪く、アイドリング時の振動が大きい、というのも事由の一つかと。
この“グラ付き”の原因は、言わずもがなですが、車体の剛性の高い部分に、剛性の高い部品で、しっかり固定されていないことに因るものです。
せっかくType 997にHIDフォグランプを取り付けたのに、光軸がグラ付いていたのでは、なんとも情けない状態で、そこらのヤ○キー車両と一緒になってしまいます。ここは少し工夫して、確実に固定することにします。
Toyota ARISTO(JZS161)やBMW 530i(E60)では、フロントバンパーの裏側を切削加工して、取付ステーをバンパー内部の「リインフォースメント」に、ボルトで固定するようにしていました。
Porsche 911(Type 997 Phase 2)でも同じようにしようと考えたのですが、フロントバンパー左右の回り込みが予想以上にきつく、取付ステーをリインフォースメントまで届かせるためには、かなりの大工事が必要であることが分かりました。
(Type 997の場合は、左右のラジエーターコアにフレッシュエアを導くための「インテーク」があり、このインテークに穴を開けるという、大掛かりな加工が必要となります)
「はてさて、どうしたものか」と頭を悩ませていたところ、前述のサイドグリルの外周に、かなりの剛性があることが分かりました。
(実物を確認したところ、サイドグリルの外周部(フレーム)は、多数の嵌合でフロントバンパーにがっちり固定されていました。これであれば、ランプユニットの重量を、フレーム全体で支えることができそうです)
そこで、このサイドグリルの剛性を活かして、ランプユニットをがっちり固定するための「取付ステー」を作ることにしました。
まずは、ボール紙(厚さ1mm程度のしっかりしたもの)を使って、現物合わせで「型紙」を作ります。
#和菓子の入っていた重厚な箱がちょうど良かったので、それを使っています。

