SOARISTO工房 Logo
Car Archive
2011/11/26

 本日昼過ぎは、江戸東京博物館にて開催中の「ヴェネツィア展」に行ってきました。

venezia01.jpg

 今年夏のイタリア旅行の復習にもなり、とても勉強になりました。

 すでにこの企画展、入場者が10万人を越えたとか。当日もかなりの人気ぶりでした。

 さて、毎年そう思うのですが、毎年そう書いてしまいます。一年が経つというのは早いものです。0xF9C5

tsubo-off01.jpg

 今年も開催されました、「伊藤家のつぼ」オフミーティング。0xF9F0

 数えること、今年で8回目となりました。
(昨年の模様はこちら

tsubo-off02.jpg

 プリップリ。

tsubo-off03.jpg

 コリッコリ。

tsubo-off04.jpg

 ほっぺたが落ちるとは、このことぞ。0xF9CF

tsubo-off06.jpg

 タイショーが、一皿一皿、魂を込めて造ります。

 その鮮やかな手さばきを見ているだけで、楽しくなってしまいます。

tsubo-off05.jpg

 クルマ談義に限らず、さまざまな話題に花が咲きます。

 最高の肴に、最高の皆さん。ついついお酒が進んじゃいます。うぇ~。0xF9F00xF9CF

 ARISTO(JZS161)の時にお知り合いになり、さまざまな世代、さまざまな分野で活躍される皆さん。

 いまではいろいろなクルマに乗られている皆さんですが、いつも新たな気づきや、たくさんの刺激をいただけます。

 この繋がり、大切にしていきたいと思います。
(でも、昔のことは、バラさないでね)0xF9C7

 朝晩は寒くなりましたが、日中は暑くも寒くもなく、ちょうど良い一日となりました。こんな日は絶好のDIY日和です。0xF9F8

rear-spoiler01.jpg

 前回のドアミラーフロントリップスポイラーに引き続き、いよいよ三種の神器の最後、カーボンリアスポイラー(以下、リアスポイラー)の取り付けです。

rear-spoiler02.jpg

 純正の証。

rear-spoiler03.jpg

 部品には、両面テープが付いていないので、住友3Mさんの、自動車外装用の両面テープを使います。

 フロントリップスポイラーの時に使ったものと同じ材質ですが、幅が10mmのもので、細いリアスポイラーにはちょうど良い大きさです。

rear-spoiler09.jpg

 まず、両面テープを貼り込む前に、リアスポイラーを加工しておきます。

 リアスポイラーの裏を見ると、左右の端点、部品の接合部のようなところに、僅かに段差が残っています。その厚み、0.3~0.5mmぐらいでしょうか。

 ボディーに接着した時に“浮き”が出てしまうとまずいので、ミニルーターを使って切削し、平らに均しておきます。

#タイムコストに追われる某「ファッション系チューニングショップ」なんぞには、こんな細かな芸当はできないでしょう。0xF9D1

rear-spoiler10.jpg

 こんな感じに、すべての縁に、両面テープを貼り付けます。

rear-spoiler11.jpg

 クラフトナイフとクラフトばさみを駆使して、エッジのアールを処理しておきます。

rear-spoiler04.jpg

 つづいて、純正のリアスポイラー外します。

 リアスポイラーは、ボディーに両面テープで接着されています。この両面テープを剥がすには、ある「秘策」を使います。

 その前に、クルマを炎天下に、数時間ほど放置プレイしておきます。

 両面テープには「熱可塑性」があり、温度が高くなるに従って柔らかくなり、剥がし易くなります。
(冬期など、外気温が低い時には、ヒートガン(無ければドライヤー)を使って暖めます)

rear-spoiler06.jpg

 これがその「秘策」に使う道具です。

 何のことはない、単なるタコ糸です。

rear-spoiler07.jpg

 こんな感じで、タコ糸を二重にして、ボディーとリアスポイラーの隙間に差し込み、ノコギリの要領で左右に動かしながら、両面テープを引き剥がしていきます。

 タコ糸は、ボディーに触れないよう、少し上に引き上げながら、左右に動かします。

 なお、ボディー表面に細かな砂などが載っていると、擦り傷の原因となってしまうため、必ず洗車してから作業します。

 また、タコ糸を引く時は、それなりの力を要するため、指を保護するために軍手をしておきます。

rear-spoiler05.jpg

 外れました。

 この方法なら、一人でも簡単にリアスポイラーを外すことができます。

rear-spoiler08.jpg

 ボディー表面に残った両面テープは、指で丸めてダンゴ状にしながら、根気よく取り除きます。ボディーが暖まっていれば、割と簡単に取れてしまいます。

 端の部分は、こんな感じで少し残ってしまいますが、深追いはしません。あとはケミカル類を使って取り除きます。

 ケミカル類は、「プレップゾル」(無ければ「エナメル溶剤」)を使います。

rear-spoiler12.jpg

 ケミカル類で、両面テープの残りを処理したところです。

 ツルツルすべすべの、320i Coupe状態になりました。

rear-spoiler14.jpg

 いよいよ取り付けです。

 まずはリアスポイラーをボディーに仮組みして、位置決めをします。

 ここでの精度がすべてを決めてしまうので、前後に偏りがないか、左右がシンメトリーになっているか、十分に時間を掛けて微調整します。

rear-spoiler13.jpg

 リアスポイラーをボディーに接着したところです。

rear-spoiler15.jpg

 さすがは純正パーツ。金型(CADデータ)を共有しているだけあって、細部のチリまでぴったりです。

#どこぞのエアロパーツ屋の“張りぼてカーボン”とは、成型精度が違います。0xF9D1

rear-spoiler16.jpg

 完成。0xF9CF

rear-spoiler17.jpg

 なかなかイイ感じのトンガリ具合です。

 リアスポイラーが付いたお陰で、心なしか加速が鋭くなったような気がします。(気のせい、気のせい)0xF9C7

 後から気付いたのですが、運転中にルームミラーを見ていると、リアウィンドウの下に、ちょこんとリアスポイラーの先端が見え隠れします。

 何よりも“走りゴコロ”をくすぐります。

 正規ディーラー価格では、69,800円(税別、取付工賃別)ですが、今回は円高(ユーロ安)の恩恵もあって、34,005円(輸送費、関税別)で取り付けることができました。0xF9F8

2011/11/04

 せっかく新横浜まで来たので、港北まで足を伸ばしてみました。

porsche01.jpg

 前回に続き、またもや来てしまいました。0xF9C7

porsche02.jpg

 この日に入庫したばかりという、「911 GT3RS」が置いてありました。

porsche03.jpg

 アプルーブドでも、優に2,000万円は越えるかと。0xF9FC

porsche04.jpg

 ついでに、近くに「Carrera 4S」(997後期型PDK)があるらしいので、見てきました。

ferrari01.jpg

 これは、目の保養。

ferrari02.jpg

 ゲイジュツ品ですな。

porsche05.jpg

 ついでに、目黒まで行っちゃいました。

porsche06.jpg

 タイミングよく、「Carrera 4S」(車両本体価格:14,420,000円~)が展示してありました。

porsche07.jpg

 「スポーツクロノパッケージ」で、「パドルシフトスイッチ」も装着されています。

2011/11/03

nicole01.jpg

 今年もここ、「日産スタジアム」にて、

nicole02.jpg

 「Nicole Owner's Day」が開催されました。

nicole03.jpg

 いつもニコニコNicoleさん、なんでも今年で5回目となる「最優秀ディーラー賞」(The Best Japanese Dealer Award)を受賞されたということで。

 おめでとうございますっ!!0xF9CF

nicole04.jpg

 会場には、最新型のBMW各シリーズをはじめ、Nicoleさんが正規インポーターを務めるALPINAに加え、

#写真は、「B5 BiTurbo Limousine」(車両本体価格:14,950,000円~)。

nicole05.jpg

 Rolls-Royceなども展示されていました。

#写真は、「Rolls-Royce Phantom」(車両本体価格:47,775,000円~)。

 なお、残念ながら、同じくNicoleさんが正規インポーターを務める「Bugatti Veyron」(車両本体価格:199,000,000円~)は来ていませんでした。(当たり前だ)0xF9C7

nicole06.jpg

 この日は、人気の「BMW Performance」パーツの即売会や、

nicole07.jpg

 稀少なALPINAパーツの即売会が行われていました。この日に限り、15~20%OFFとのこと。

#20%OFFとか言われても、ホイールセットで60万円ぐらいするので、おいそれとは買えませんが。0xF9C7

nicole08.jpg

 毎年恒例となりました、“プロフェッサーこもだ”こと、モータージャーナリスト・こもだきよし氏のトークショー。

 今年のお題(前半)は、「女性にモテる、格好いいドライビングとは」でした。

nicole09.jpg

 新型1シリーズを使っての、分かりやすい解説をなさっていました。

 今日は、暑すぎず寒すぎず、とても良い一日となりました。毎年とはいわないまでも、ぜひ「Nicole Circuit Day」を開催していただいたいものです。0xF9C6

 ドアミラーにつづいて、カーボンフロントリップスポイラー(以下、スポイラー)の取り付けです。

 正式名は、「BMW M Performance Carbon Front Splitter」です。

carbon-lip01.jpg

 はじめに、フロントカウル底部の、M6mmのボルト(青○の方)を外します。

carbon-lip02.jpg

 部品には、両面テープが付いていないので、住友3Mさんの、自動車外装用の両面テープを使います。

carbon-lip03.jpg

 かなりエッジの効いたデザインです。

 アールがきつい部分があるので、すべての縁に両面テープを貼り付けることはできません。

 ボディーとの隙間をふさぎ、防水する意味で、アールがきつい部分には、スポンジゴムを貼り付けることにします。

carbon-lip06.jpg

 スポイラーを一度ボディーに仮組みして、両面テープで接着すべき部分と、スポンジゴムで防水すべき部分とに、おおよその見当を付けておきます。

carbon-lip05.jpg

 直線的なところに両面テープを貼り付けていきますが、それでも微妙にアールが付いているので、力加減に注意しながら、縁ギリギリのところを狙っていきます。

carbon-lip04.jpg

 アールのきついところには、スポンジゴムを5mmの幅に切り出したものを、縁ギリギリのところに貼り付けていきます。

 貼り付け終わったら、クラフトナイフとクラフトばさみを駆使して、エッジのアールを処理しておきます。

#タイムコストに追われる某「ファッション系チューニングショップ」なんぞには、こんな細かな芸当はできないでしょう。0xF9D1

carbon-lip08.jpg

 いよいよ貼り付けです。

 貼り付けの際には、両面テープの剥離シートを、いきなり全部剥がさずに、数cmだけ剥がした状態にしておきます。

carbon-lip09.jpg

 こんな感じで、剥離テープを、スポイラーとボディーとの隙間から、少し出しておきます。

 この状態で、スポイラーとボディーとの組み付け具合をみて、前後に偏りがないか、左右がシンメトリーになっているか、微調整します。

carbon-lip07.jpg

 最後に、剥離テープを慎重に引き抜いて、ボディーに完全に密着させます。

carbon-lip10.jpg

 さすがは純正パーツ。金型(CADデータ)を共有しているだけあって、細部のチリまでぴったりです。

#どこぞのエアロパーツ屋の“張りぼてカーボン”とは、成型精度が違います。0xF9D1

carbon-lip11.jpg

 完成した状態です。

 スポイラーによって中央のエアインテークが強調され、まるでF-16ファイティングファルコンの「シャークマウス」のようです。

carbon-lip12.jpg
(画像は、Wikipediaから引用)

 こんな感じ。0xF9CF

carbon-lip13.jpg

 正規ディーラー価格では、片側59,000円(税別、取付工賃別)ですが、今回は円高(ユーロ安)の恩恵もあって、片側24,426円(輸送費、関税別)で取り付けることができました。0xF9F8